FW:アンデルソン・ロペス(横浜F・マリノス)
接戦となった首位ヴィッセル神戸との上位対決。これ以上離されるわけにはいかない王者横浜F・マリノスは、FWアンデルソン・ロペスの2ゴールを挙げる活躍で見事勝利を収めた(3-2)。2点を先行される難しい試合展開の中でも、ロペスは冷静に背後を突いた1点目でチームに活力を与え、終盤には高さのあるヘディングで逆転ゴールを挙げている。3試合連続ゴールを決めたストライカーに次節も注目だ。
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FW:小野裕二(サガン鳥栖)
第9節、逆転勝利で2023シーズン3勝目を挙げたサガン鳥栖(対京都サンガ3-2)。1点を先行される中、即同点ゴールを挙げたFW小野裕二の働きは、結果的にゲームの流れを引き寄せる大きなものだったと言えよう。3点目の場面でも、小野はスローインを敵陣深くで受けアシストを記録。チームとしては最終盤に追加点を許し1点差にされる危うさもあったが、上位陣に食らいつくべく挙げた執念の勝利において、小野の2点に絡んだ活躍は称賛に値する。
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FW:鈴木優磨(鹿島アントラーズ)
連敗を4で止めた鹿島アントラーズ。その勝利の立役者となったのは、当然と言うべきかFW鈴木優磨だった。前節ではサポーターに想いをぶつけ涙を流したエースが、今第9節では1ゴール1アシストと結果を出し久々の勝利をサポーターへ届けた(対アルビレックス新潟2-0)。そんな鈴木だが、後半負傷により交代している。自らの足で歩いてピッチを去ったが、状態が心配なことに変わりはない。次節以降、鈴木がピッチに立てるかどうかは、鹿島の浮沈を左右するとも言えよう。