2日前のブログで、「ローソンの高級おにぎりのライバルは「ぼんご」姉妹店」と書きましたが、申し訳ありませんが撤回します!
専門店のおにぎりを食べてしまうと、コンビニの高級おにぎりには勝ち目がありません。「こんが」の圧勝です。実際に食べ比べをしてみると、まったくの別物でした。
そもそも、専門店とコンビニの味に甲乙をつけることには、意味がないのかもしれません。同じおにぎりでも顧客ニーズが異なるものだからです。
コンビニの最大の存在価値は、名前の通り利便性にあります。24時間どこの店でも、同じ品質の食品が食べられる。そのためには、ある程度品質は犠牲にせざるをえません。
おにぎり専門店はおにぎりの味で勝負です。利便性が低くなっても、品質を維持しなければ顧客満足度を高めることはできません。むしろ、わざわざお店に来ないと食べられないことが価値を高める側面があるとも言えます。
「こんが」にはおにぎりの具材が10種類以上あります。2種類を組み合わせて注文することもできますから、その組み合わせは100種類以上になります。
という訳で、しばらくは、朝食をローソンから「こんが」に切り替えて、すべての具材を制覇してみようと「変節」しました。
このようなおにぎり専門店の人気にコンビニのメニュ開発担当者が気が付かないはずはありません。そのうちに、セブンイレブンが「ぼんご監修」のプレミアムおにぎりを開発しても不思議はないと思いました。
編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2023年4月22日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。