橋下のポイントへ移動
上流の橋下へ移動。コイが3尾固まっている小場所にエサを放り込むとばくばく食べており、さらにエサを探している感じだ。
レはと思いエサを付けて仕掛けをピンポイントで入れると、即座に大物が反応してウキが沈む。だが今回は掛からずじまいで散らしてしまった。数分様子をみていると1尾が再度戻ってきてエサを食べているので大チャンス。
2尾目とバトル開始
明らかなヤル気が感じられたので、すかさず仕掛けにエサをつけて投入、様子をみる。1分少々ウロウロしていたがエサに迫ってきて、豪快に口に含んだ瞬間アワセが決まり、走りまくるコイの動きに私も対応する。
大きさ的には1尾目よりもサイズは小さいが勢いが凄くて相当楽しませてくれる。数十秒ほどのバトルを制してネットインとなり、2尾目のコイを手にすることができた。
ちょうど1時間で納竿
写真撮影してリリースしていると釣り開始からちょうど1時間が経過していた。私も短時間ながら素晴らしい引きを堪能できたので早くも納竿することにした。
今回は数時間かけて複数のポイントで楽しむ予定でいたのだが、次回釣行のお楽しみにして今日は早上がりをすることにした。今度時間ができた頃合いが楽しみで仕方ない。
大物コイ2連続ヒットの理由3選
2連続で大物コイをキャッチできた理由を振り返ってみよう。
1投目にすべてを込める
今回は準備中から慎重に警戒されないよう豪快かつ繊細に素早く用意して1投目にすべてを込めた。未警戒のコイは怪しまずにエサをくわえ、おかげでフッキングが決まり、1尾目を手にすることができた。
水深がある場所なのだがポイント自体が大きくないのでコレが失敗したり、やりとりでノサレてしまえばその後は間違いなくなにもないはずだ。もちろんやりとりも大事なのだが、まずはエサを喰わせることが前提なのだ。
警戒されたら移動
1尾目のやりとりで警戒されてしまい、しばらく2尾目を狙うもことごとくエサに反応しなくなり、仕掛けを入れる時点で離れてしまって相手にされない。そんな事態は経験済みで、止水域でなく流水域でもポイント周辺のコイは警戒して時間だけが過ぎてしまう。粘らずに移動することが大事である。
案の上、移動先のコイたちはポイントに着いても移動しておらず未警戒で釣りになる状況だった。
動いて釣る
いかに自然コイ釣りにおいて1投目と移動が最重要かが認識することができた。キーワードは「寄せて釣るのではなく動いて釣る」こと。コイつり堀と正反対の釣りが釣果をあげるコツであることが分かった。
<なおぱぱ/TSURINEWSライター>
霞川