【車中泊で日本一周】NGその② 車中泊飯の注意点とは

車中泊飯は100%NGではありませんが、不満を感じることもあります。
新潟県南魚沼のスーパーで鰯の生姜煮に半額シールが貼られていました。
迷わず購入して小さい鍋で温め、雪男という名の地酒と共に楽しむことにしました。
スーパーに電子レンジがあったのですが、熱々を食べたいので車に戻ってから小さい鍋で温めることに。
出発地の富山から新潟までの道中で、火を通す食事をしたことがなく、この鰯の生姜煮が初めてでした。
夜はお酒も飲んでいたのでたいして気にならなかったのですが、翌朝目覚めと共に魚の匂いが・・・・・・。
少々嫌な気分で目覚め、とりあえず臭い消しスプレーを3プッシュほどして換気しましたが、それでも丸一日魚の臭いは消えなかったです。
それともうひとつ、車内での調理後に困った経験があります。
北海道紋別の漁港で釣りをしていた夫婦からチカという地魚をもらった時は天ぷらをしたのですが、このときは魚の匂いと油の匂い、それと飛び散った油の掃除が大変で、以降の旅では揚げ物も避けるようになりました。
魚を調理するとどうしても車内に匂いがこもり、翌日、場合によっては翌々日まで残ってしまいます。
この時から魚介類を含む匂いが強いものや、油を多く使う揚げ物などは避けるように。
代わりにそば・うどん、サンドウィッチや野菜系のメニューが増えました。
上記メニューは油が少なく、ペーパータオルで十分きれいに拭き取れるので、皿洗いの必要がありません。
合わせてサランラップも上手に使えば洗い物を出さずに旅ができます。
また、後々気づいたのですが油の摂取量が大幅に減ったので体重が83kgから75kgまで減りました。
思わぬところでダイエットが出来たのでうれしかったです。
ただ、魚介類も揚げ物も欲しくなる時があるので、その時は我慢せずにスーパーの惣菜を購入します。
ただ、ある意味油欠乏状態で惣菜コーナーを歩くので、必要以上に買ってしまい後悔することもありました。
食材はだいたい地元のスーパーと直売所で手に入れることが多く、保存はクーラーボックスを使用しています。
車載冷蔵庫を購入するか悩みましたが、常に電気の消費量を気にしなければならないことを考えると、今のところクーラーボックスでいいと考えています。
【車中泊で日本一周】NGその③ 駐車&就寝場所で気をつけたいこと!

私は車中泊スポットに到着したら、まず地面がフラットかどうかと大型車専用の駐車スペースがどこにあるかを確認します。
車中泊スタート時はたまたまフラットな場所で寝ることが多く意識しませんでしたが、とある道の駅で車中泊したときに頭が重く、なんとなく胃液と昨夜食べたものが逆流しているような感じになり夜中に幾度か目覚めました。
朝になり少し頭が痛く呑み過ぎかなと思いましたが、歯磨きをしに外に出ると少し駐車場が傾いているのに気付きました。
きのうは到着も夜だったし、寝る前にお酒も嗜んだので分かりませんでしたが、どうやら頭が下向きになるように寝ていたみたいです。
きっと体内の色々なものが上半身に集まり、そのせいか珍しく頭痛にもなって、気分の悪い朝を迎えたのだと思います。
この時から到着時には必ずそこがフラットかどうかを確認し、どうしてもフラットな場所が確保できない時は頭が上になるように寝られる場所を探します。
次に駐車場では大型車専用パーキングの場所を確認します。
これは、深夜にエンジンを切らないトラックの人がたまにいて、うるさいのでそのそばで寝たくないからです。
エンジンを切らないのにはいくつか理由があって冷蔵・冷凍トラックの場合や、仮眠などではなく深夜の運搬中に一時的に休憩で駐車しているケース。
これらは短時間ですが、たまにいるエンジンを掛けっぱなしで何時間も駐車しているトラックのそばに止めてしまったりすると、もうその夜は眠れません。
なので私はなるべく、大型車専用パーキングからは離れた場所を選んで駐車するようにしています。
その他にも大きな国道沿い付近やトイレの近くは避けたほうが良いでしょう。
トイレの近くは一見便利そうですが、車自体の防音が脆弱(ぜいじゃく)なのでトイレに入りする人の声や足音がダイレクトに響きます。
雨風がひどい時やトイレにひんぱんに行く方には近いほうがよいと思いますが、私のように睡眠重視で音に敏感な方にはおすすめしません。
このように可能な限り静かな場所を探しますが、車旅の道中、耳栓があると安心です。
ただ、騒音が少ない場所を探すのにも慣れてきたせいか、最近は耳栓を使用する頻度が少なくなったと思います。
就寝時に音に敏感であったり、眠りが浅かったりする人は、車中泊場所での静かなスペースの確保が重要ですね。