春や秋はアウトドアレジャーに最適な季節。今年は車中泊でアウトドアを楽しんでみたいと考えている方も多いのではないでしょうか?

そんな車中泊で注意しなければならないポイントは、”大人が横になれる室内空間の広さ””できるだけフラットに近いこと””純正、社外品とわず車中泊アイテムが入手しやすいことなどがあげられます。

ここではそんな車中泊ユーザーにおすすめのクルマ5選と合わせて、車中泊をするクルマを選ぶ時の注意点を台紹介します。

目次
車中泊のPoint
車中泊におすすめのモデル:トヨタ ハイエース

車中泊のPoint

横になれるスペースは十分にある?

車中泊におすすめなクルマ5選
(画像=『車選びドットコムマガジン』より引用)

まず注意するのは、横になって休むスペースの広さです。ワンボックスならリアシートを畳んだカーゴスペース、SUVならリアシートを格納したラゲッジの広さを確認します。

奥行きは大人の平均身長よりも長い175cm以上あると、クルマの進行方向に対して平行に寝ることができます。

そのときにスペースが完全にフラットになるのか、それとも段差や凸凹があるのかどうか、といった点も確かめましょう。

たとえスペースがフラットにならなくても、人気の高い車種ならアフターパーツメーカーからフラットにするためのパーツやアイテムが販売されていますので、それらを使えば横になって寝るという問題は解消されます。

また寝るだけでなく車内で食事を取ったり、飲み物を飲んだりという場合は、フロアから天井までの高さも重要です。

あまり低すぎると、背中をまるめた状態で食事を取ったり、飲み物を飲んだりしなければなりません。

とはいえ、基本的に寝るだけ、あとはアウトドアのテントやタープの下で、というのであればそれほど気になるものではありません。

このへんはアウトドアでの楽しみ方で変わってきます。

季節ごとの気温対策

季節ごとの対策も重要です。ひと晩中、エンジンを掛けてエアコンを動かしていると、燃料が消費されるばかりか、最悪の場合は一酸化炭素中毒になります。

夏は窓を開けて換気を行うか、モバイルバッテリーなどで駆動する扇風機やポータブルクーラーを使うと良いでしょう。

また窓を開ける場合は、虫よけのシェードなどを窓に取り付けることをおすすめします。

いっぽう冬は、車内にいる際、寒さで体を冷やさないように厚手の寝袋やカイロなどのアイテムを用意して、寒さに備えるようにしましょう。

プライバシーを確保する

車中泊におすすめなクルマ5選
(画像=『車選びドットコムマガジン』より引用)

またもうひとつ重要なものが、プライバシーの確保です。

ひとつの場所で長時間、車内に待機する車中泊は、他者の視線を浴びやすく、どうしても車内の様子が見えてしまいます。

対策としては、汎用品のカーテンやサンシェード、車検に通る範囲でスモークフィルムをウインドウに貼付するといった方法があります。

車内での着替えや睡眠をより快適に行うため、プライバシーの確保はしっかり行いましょう。

車中泊におすすめのモデル:トヨタ ハイエース

車中泊におすすめなクルマ5選
(画像=『車選びドットコムマガジン』より引用)

仕事から趣味まで幅広く活躍するワンボックスといえば、トヨタ ハイエースです。

標準サイズのボディでも、通常時(リアシート使用)で奥行き1,855mm×荷室幅1,520mm、リアシートを折り畳めば奥行き2,470mm×荷室幅1,520mm、という余裕のスペースが確保されています。

また多少凸凹はするものの、フルリクライニングが可能な前席と、同時にリアシートをリクライニングすれば、オールフラットモードとしてシートのうえでくつろぐことも可能です。

車中泊を快適にするアイテムをはじめ、ハイエースの使い勝手を高めるアフターパーツもさまざまなメーカーから豊富に用意されています。