
Skathi/iStock
最近東京都心部では、ランチ価格が上昇しています。
以前なら1000円を超えると「高いな」と思ったものですが、最近はちょっとしたランチを食べると1000円を超えることが当たり前になってきました。以前と比べると2割程度価格が上がっている印象です。
コンビニのおにぎりも、以前は200円を超えるものはほとんどなかったように思います。今週からリニューアルしたローソンの高級おにぎり「金しゃりおにぎり」シリーズの焼さけハラミは税込279円です。「おにぎり300円時代」も時間の問題のようです。
高級レストランでも同じような現象が起こっています。
最近行ったお店で、以前は客単価3万円位だったのが、4万円を超えるような会計になっていて驚きました。更に、ランチで2桁という強気なお店もあります。それでも、相変わらず予約困難店ですから、価格にかかわらず強い需要があることがわかります。
欧米と比べ、日本はインフレ率が低く安定していると言われてきました。賃金が上昇しないことから、価格上昇が難しいとされていたのです。