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4月15日に第8節までを終えた2023明治安田生命J1リーグ。全34節が予定される中まだシーズン序盤戦にして、早くも多くのルーキー(新人選手)たちが活躍をみせている。
ここでは、J1リーグ、J2リーグで活躍する、攻撃的ポジションの4人のルーキーをピックアップし紹介しよう。いずれも強烈な個性を放っており、名前を覚えておきたい選手たちだ。
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MF:俵積田晃太(FC東京)
FC東京のMF俵積田晃太(18歳)は、2022年2月に17歳にしてFC東京の下部組織からトップチームの2種登録選手となり、半年後の同年8月には2023シーズンからのトップチーム加入内定が発表された期待のルーキーだ。
プロ1年目にしてJ1リーグ2023シーズン開幕節からベンチ入りすると、2月26日に行われた第2節柏レイソル戦に後半35分から途中出場。以降ここまで全試合に出場し、第4節の横浜FC戦、第7節の湘南ベルマーレ戦ではスタメン出場を果たした。[4-2-3-1]の左サイドハーフや右サイドハーフ、または[4-1-2-3]の左ウイングの位置に入ると、こだわりの1対1で見せ場を作っている。
得点やアシストこそ記録していないが、積極的に仕掛ける姿勢はリーグ全体でも屈指の俵積田。初先発となった横浜FC戦では9回、サガン鳥栖戦では5回の仕掛けをみせ、クロスに至る回数も多い。JリーグYBCルヴァンカップ(ルヴァン杯)では2戦続けてスタメン出場しており、日増しに存在感を高めている。
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MF:泉柊椰(ヴィッセル神戸)
ヴィッセル神戸の下部組織からびわこ成蹊スポーツ大学を経て、改めて神戸の一員となったMF泉柊椰(22歳)。加入内定と特別指定選手承認が発表されたのは、大学3年次生(2021年)の10月という早いタイミングだった。
特別指定選手時には公式戦出場の機会は得られなかったが、関西学生サッカーリーグにおける2020年から「優秀選手賞3年連続受賞」という輝かしい実績を引っ提げ正式加入。プロ1年目の2023シーズン、層の厚い攻撃陣をかき分け、チャンスを掴むことに成功している。
J1リーグ第2節の北海道コンサドーレ札幌戦では途中出場、第5節のサガン鳥栖戦では初先発。第5節では特徴であるサイドからの突破力を発揮するだけに留まらず、前半22分にカットインからの芸術的なミドルシュートでネットを揺らしている。この得点が決勝点となり、勝ち点3の獲得に大きく貢献した。
繊細なボールタッチと推進力を持ち合わせ、見る者をワクワクさせてくれる泉。神戸加入内定記者会見では「4年後のW杯を本気で狙っている」と強気な姿勢も見せており、早期の定位置獲得が期待される。
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