目次
不労所得のメリット・デメリット
初心者におすすめの不労所得3選
不労所得のメリット・デメリット
不労所得に関するメリットとデメリットを紹介します。
メリット
不労所得を得ると、以下のようなメリットがあります。
- 収入が増える
- 本業に何かあった場合のリスクヘッジになる
- 自由に使える時間が増える
不労所得は働くことなく、あるいはほとんど働かずに得られる収入であることから、本業と並行して得ることができ、収入増加につながります。
また不労所得があれば、収入源を分散できるため、仮に勤務先が倒産したり、勤務先を退職したりしたときのリスクヘッジにもなります。
考え方によっては不労所得を得ることで収入を増やせれば、家事代行やベビーシッターを利用できる経済的なゆとりができて、自由に使える時間を増やすこともできるでしょう。
デメリット
一方で不労所得を作るうえで、以下のようなデメリットもあります。
- 不労所得を得るまでに時間と労力がかかる
- 収入を得られないリスクがある
- 初期投資がかかるものもある
十分な不労所得を得られるようになるまでには、時間と労力がかかります。
例えば、株式投資の配当金で不労所得を得ようとした場合のケースを想定してみましょう。
配当利回り3.0%の株式の場合、手元資金が10万円しかなければ年間の配当金は、年間3千円です。しかし、手元資金が1,000万円あれば、年間の配当金は年間30万円になります。
つまり、株式投資で十分な不労所得を得るためには、まず投資する資金を準備する必要があるのです。
また、不労所得として広告収入や印税収入を得るためには、まずはコンテンツ制作や電子書籍を出版するなどして、不労所得を得るための仕組みを作らなければなりません。
投資やビジネスを行ううえでリスクとリターンは表裏一体の関係にあります。
大きな利回りが期待できる方法には相応のリスクがある、または相応の時間や労力、初期投資がかかることを心得ておきましょう。
初心者におすすめの不労所得3選
不労所得のうち、初心者におすすめの方法を3つ紹介します。
株式投資
株式を購入した時より高く売ることで売買益を得る方法はリスクの高い投資方法です。
しかし、配当金を狙う方法は、売買益を狙う方法よりリスクが低い傾向にあります。
本来、配当金狙いの株式投資は株価の上下に一喜一憂するものではありませんが、株価が大きく下がるとストレスに感じる可能性があります。
そのため、初心者は小さい単位で購入できる単元未満株の取り扱いがある証券会社での運用や1株単位で購入できる米国株への投資から始めることをおすすめします。
不動産投資
不動産投資は、資産家や投資上級者が行っているイメージがあるかもしれません。
しかし、不動産投資は物件価格の1~2割程度の初期費用から始められるうえ、所有物件の管理も管理会社にお任せできます。
そのため、忙しい会社員の方でも取り組みやすく初心者にもおすすめの方法です。
投資信託
投資信託は、運用をプロに任せるため、手間はかかりませんが信託報酬などが必要です。
また、安定した運用を目指すものや、高いリターン(分配金)を目指すもの、株式を投資対象にするかどうかなど、さまざまな選択肢があります。
投資金額は100円から設定できるため、リスクとリターンのバランスを考えながら投資商品や投資金額を検討してみましょう。