目次
初心者が不労所得を得るポイント
不労所得を得る際の注意点
初心者が不労所得を得るポイント
不労所得の作り方としては、投資の活用が一般的です。ここでは投資初心者が不労所得を得るポイントについて紹介します。
短期で利益を得る方法ほどリスクは高い
リスクとリターンが表裏一体の関係にあるのは投資の原則です。
つまり短期で高額の不労所得を得られる方法は、その分、資産価格の値動きが激しい可能性を併せ持っていることになります。
高い利回りを示している投資商品は一見、魅力的に感じますが、リスクも高いことを心得ておきましょう。
不労所得の目的は目先の利益より将来の備えに
不労所得を得る目的で行う投資は、十分な初期費用・運用資金がないと、得られる利益が少額になります。
例えば、利回り5.0%の投資商品であっても、手元資金が10万円~100万円程度の段階では、得られる不労所得は年間5千円~5万円程度であるため、少なく感じて途中で挫折してしまうかもしれません。
しかし、不労所得は長期間かけて手元資金を増やしていけば不労所得の金額も大きくなっていきます。
あくまでも不労所得は目先の利益ではなく、将来の目的のために準備していることを忘れないようにしましょう。
事前チェックが重要(時間、資金額、作業環境、知識量)
不労所得を作る方法は今回紹介した以外にも多くの方法があり、資産そのものの価格変動の要因や変動幅、リスクの大きさはそれぞれ異なります。
また普段、仕事や子育てなどが忙しく、あまり時間を割けないなどの環境も影響してくるでしょう。
初心者が不労所得を始めるときは、ご自身の資産状況からどのような投資方法が向いているのか?その他、ご自身のライフスタイルや投資に関する知識量などもふまえて、取り組める投資を選びましょう。
不労所得を得る際の注意点
不労所得を得ようと行動を起こす前に、知っておくべき注意点が3つあります。各注意点について解説します。
不労所得にも税金がかかる
不労所得には税金がかかります。また日本は超過累進課税という税率を採用しているため、所得が増加するほど税率が高くなります。
不労所得は額面の金額ではなく、手取り収入を意識するようにしましょう。
ただしNISA口座を利用して運用するなど、運用益にかかる税金を非課税にできる制度もあります。
不労所得が年間20万円を超えたら確定申告が必要
本業の収入に加え、不労所得が得られることを知ると、できるならやってみたいと考える方もいるでしょう。
ただし、不労所得が年間20万円を超えた場合は、確定申告が必要になります。
確定申告は、翌年の2月16日から3月15日までに申告書を提出し、税金を計算して納税まで済ませる必要があります(3月15日が土曜日、日曜日、などの場合は、その翌日が期限となります)。
なお、確定申告の提出方法は、確定申告書を直接持参、郵送、電子申告(e-Tax)の3通りです。
参照:国税庁「確定申告」
詐欺などに注意
不労所得の作り方は、多くの方が興味を持つ話題といえるでしょう。
しかしそれゆえに「簡単に不労所得が得られる」「誰でも不労所得が作れる」などの誘い文句で勧誘する詐欺も多い傾向にあります。
不労所得を探していて勧誘などを受けたら、その企業が信用に値する会社か、ホームページの確認はもちろん、評判なども必ずチェックしておきましょう。