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Zwiebelrostbraten/ツヴィーベルローストブラーテン
このお料理にまつわるエピソード

Zwiebelrostbraten/ツヴィーベルローストブラーテン

肉料理の種類が豊富で、調理法もさまざまなウィーン。ウィンナーシュニッツェル、ターフェルシュピッツに次ぐ、3番目にメジャーな肉料理をご紹介します。

ツヴィーベルローストブラーテンは、オーストリアのレストランのメニューには必ずある定番料理のひとつです。肉の旨みと、玉ねぎの甘さが絡み合い、肉の味を楽しむのにピッタリの一品です。ガッツリした肉料理なのに、手間はあまりかからず、多くの量を一度に作ることができるので、日曜の昼に家族で集まる時などに、家庭料理としてよく出されます。

※日本での実現可能度:★★★★★

このお料理にまつわるエピソード

ツヴィーベルローストブラーテンはとても長い名前ですが、ツヴィーベルは玉ねぎ、ローストブラーテンは、焼いた牛肉料理という意味です。レストランのツヴィーベルローストブラーテンは、香ばしい玉ねぎフライが上にのせてありますが、玉ねぎの薄切りを一枚一枚揚げるのは意外と手間がかかるので、家庭料理ではしばしば省略されます。今回のレシピでは玉ねぎフライ無しですので、Rindschnizelと呼ぶ場合もあるそうです。

また、レストランでは肉はミディアムで出される場合もありますが、今回のレシピでは、ソースと一緒に煮込むため、中にはしっかりと火が通ります。手軽に家族全員が同じように楽しめるよう工夫された「おふくろの味」らしいアレンジですね。