どこからでも気軽に自分の悩みなどを打ち明けることができる電話占いですが、実は「やめた方がいい」とも言われています。知らずに利用すると、後悔する部分があるかもしれません。そこで今回は、電話占いを利用するのは向いていない方や対処法などについて解説していきます。
電話占いとは

そもそも電話占いというのは、文字通り電話を利用することで占い師や鑑定士と一対一で会話をし、運勢などを占ってもらうものです。以前は自宅の固定電話からしかできなかったものの、スマートフォンが普及した事でどこからでも利用できるようになりました。
占いと言えば、対面で行う場面がイメージしやすいでしょうが、元は1991年ごろから存在していたサービスとされています。基本的には運営しているサイトに会員登録を行い、相談を受け付けている占い師に申し込みを行うという流れになっています。
料金制は1分で何円、といった形式を取っているところがほとんどで、相場としては200円から500円程度になっています。専門のアプリなどを利用することで、通話料を発生させずに利用できるところもあります。
電話占いに向いていない人の特徴

対面での占いのように場所などを限定される事がありませんので、どこからでも利用できる利点があるのは確かです。では、そんな電話占いを利用するのが向いてい名人はどんな方なのでしょうか?
電話占いに向いていない人①占い結果を素直に受け入れられない人

まず挙げられるのは、占いで導き出された結果を素直にそのまま受け入れられない方です。そもそもスピリチュアルな占いを利用するにあたって、出された結果を信じられないというのなら電話占いに限らず向いていないといえます。
占いの結果だけならばまだよいですが、それだけではなく悩みを抱えている現状も受け入れられないのはさらに問題です。自分が納得がいく、欲しいと思っている内容を言ってくれる占い師を探す傾向にあります。
その上、実際に欲しい事を言ってくれる占い師が見つかったとしても、現実の方がその通りにならないので「当たらないじゃないか」と八つ当たり気味になってしまいます。自分から行動を起こしたりすることができないのなら、そもそも占いに頼るのを控えるべきでしょう。
電話占いに向いていない人②依存症になりやすい人

続いては、依存しやすい人になります。電話占いには依存症になるという問題も存在していて、電話占いの中でも危険とされているほどに注意しなければならない点になっています。
電話占い依存というのは、自分で行動などを決めることができずに占いばかりに頼っていて、精神的に不安定な状態を引き起こすものです。ひどい場合には、借金をしてでも電話占いを利用しようという状態にすらなってしまいます。
ギャンブルやアルコールなど依存症という言葉が付くものは他にもありますが、実は占いも中毒性が高く誰かからの協力を受けなければ脱することは難しくなっています。
電話占いに向いていない人③手相や人相占いを希望している人

精神的な部分ではなく物理的に電話占いが向いてい名人として、手相や人相などでの占いを希望しているケースがあります。昨今の電話占いは、ビデオ通話を通じたり画像を送ってみてもらうことで手相や人相、オーラ等の占いを受けることも可能になっています。
確かに遠隔でもこうした占い方式を利用できるのは時代が進んで便利になった証左である一方で、細かな部分やちょっとした表情の変化といったようにどうしても読み取れない部分は存在しています。
よって、結果的に占いの精度が同じ方式での対面で実践した場合と比べて落ちてしまう面は否定できません。最初から手相や人相占いなどをしてほしいなら、対面でやってもらうのを推奨します。
電話占いに向いていない人④個人情報の漏洩が心配な人

個人情報流出、漏洩が心配な方も電話占いは不向きと言わざるを得ません。電話占いも運営している企業等が存在しており、運営元がしっかりとした体制を築いているのなら相談者の個人情報、例えば名前や電話番号等は保護されます。
ですが心配性な人にとっては、本当に個人情報を伝えても問題ないのかなどの心配が常に浮かび、占い師や運営サイトをまともに信用できません。実際に占いをしている最中も、録音されていないか・秘密の相談をどこかに暴露されてしまわないかと常に疑いの気持ちを持ってしまいます。
折角相談をしているのに、占いの内容よりも自分の情報が漏れないかが気になって集中できなければほとんど意味が無くなってしまいます。個人情報が気になるのなら、最初から対面での占いを利用する方がまだ安心でしょう。
電話占いに向いていない人⑤はっきり断れない人

電話占いのサイトに所属している占い師も、一枚岩という訳ではありません。霊感や霊視といったスピリチュアルな能力を備えて本当に悩みに対して対応をしてくれる人もいれば、金もうけを第一に考えている占い師も残念ながら存在しています。
先に解説した通り、電話占いは基本的にどこのサイトでも1分何円~といった形式を取っています。当然ながら、通話時間が長くなればなるほどにかかる料金もどんどん上がっていきます。
占いをしている中で金儲けを第一に考えていると、どうにかして通話時間を引き延ばそうと様々な提案をしてきます。これに対してハッキリと「NO」と言えないと、薄い内容に対して不相応な金額を支払う羽目になってしまう可能性が非常に高いのです。
電話占いに向いていない人⑥現金で支払いがしたい人

支払いの方法が限定されていて選択肢が少ない場合にも、電話占いの利用は不向きと言えます。基本的に電話占いは対面で行わない以上、占いの料金に関しても対面する必要のない形式に限定されることになります。
よって、クレジットカード決済などが利用できるのが前提となっています。現金での手渡ししか支払いたくないという場合、またはその手段でしか支払えない場合には対面形式での占いに限定されます。
カードを持っていなくとも銀行振り込みに対応しているところもありますが、それでも対応しているサイトは限られています。最初から対面で現金支払いができる占い師を利用すれば、選択肢も増えるでしょう。
電話占いに向いていない人⑦電話で話すことが苦手な人

元々電話での会話を苦手としている方も、電話占いは利用しない方が良いでしょう。通話をする占い師に関してはサイトなどから事前にどんな経歴なのか等をプロフィールで確認できますが、電話をする際には意思疎通は当然音声のみに限られます。
ビデオ通話などに対応していなければ、相手の表情等も通話中に確認はできませんのでどんな風に対応してくれているのかが読めません。そこばかり気になってやり取りに苦労し、占いの内容に集中できなくなる方もいます。
また、電話での会話を苦手としている方は自分から話題を切り出すなど積極的に話をするのも不得手としている傾向にあります。結局占い師のペースにばかり合わせていて、まともに相談ができなかったという事態にならないためにも占いの方式は考えるべきです。