政府が花粉症対策にようやく本腰を入れ始めました。コロナより患者が多い花粉症を長年放置した政府の責任は問われそうです。もともと「安い、(成長が)早い、加工しやすい」の三拍子が揃ったスギが何故か輸入木材に押され伐採も進みませんでした。ならば政府は補助金を出して伐採を推し進め、木材を内外で使うのがベストでしょう。スギがある山林の半分は私有地だそうで「あの山、誰のものか、わかんねぇ」「境界線もそのあたりでねーか?」という感じ。よって伐採は苦労すると言いますが、政府が補助金付けたら皆さま目をキラキラさせて名乗り出るでしょう。土砂崩れの防止策だけはしっかりしてもらいたいと思います。
では今週のつぶやきをお送りします。
ゴールドにする?暗号資産にする?行き場を探すマネー達昨日、アメリカの預金流出について書かせて頂きました。注目は本日から始まったアメリカ大手銀行の決算で、JPモルガンの預金残高は3月末で12月末比2%増となりました。ただ、中身が大きく動いているようで中小銀行からの預金の増分に対してMMFなどへの資金流出で相殺された模様です。MMFは高くなった国債の利回りを求めた資金で現金の足は非常に早いとみています。アメリカの金融不安はまだまだ続くのでしょう。
その中でこのところゴールドと暗号資産が快調に値を上げています。理由は金融不安と景気に方向性が見えにくくなり、金利引き上げのピークが近いとみたことが主因です。5月2-3日に開催のFOMCは利上げしても0.25%、引き上げ見送りの可能性も3割ぐらいあります。カナダが引き続き見送りましたのでアメリカも上げてもせいぜいあと1回ではないかと見られています。
とすれば米ドルが他通貨に比べて安くなり、米ドル建てで換算されるゴールドや原油は高くなりやすくなります。暗号資産はリスクマネーへの資金の流れで説明できます。FTXが倒産し、ビットコインが16000㌦程度まで売られた際、「時間がかかるけれど必ず値を戻す」と申し上げました。私が見る限り暗号資産は確実に市民権を得つつあります。手掛ける人が増えるということです。ウォーレンバフェット氏はお嫌いのようですが、彼はもう神様ではありません。