目次
3. フェニーチェ劇場の見学ツアー基礎情報
4. フェニーチェ劇場の見学ツアー参加手順と費用
3. フェニーチェ劇場の見学ツアー基礎情報
この項目では、フェニーチェ劇場の見学ツアーへ参加するために、開催時期や知っておきたいことをまとめてご紹介します。
見学ツアーの開催時期・頻度

フェニーチェ劇場の見学ツアーは、基本的に毎日行われています。時間は9時半から18時までで、その間は自由に見学ができるため、気軽に参加できるというのが嬉しいところです。
ただし、その日の演目などによっては中止になったり、時間が短縮されていたりするので、劇場入口に掲示されているカレンダーか劇場サイトで確認しておきましょう。
サイト上の見学ツアーのカレンダーは、メインメニューの"Visita La Fenice"からリンクしているサイト"FEST: FENICE SERVIZI TEATRALI"で確認できます。 メインメニューから、"VISITA IL TEATRO"という項目を選択して、見学ツアーの基本情報を掲載したページに移動し、このページの"VISUALIZZA ORARI"という項目から、当月、翌月までの見学ツアーの開催時間のカレンダーを閲覧して、参加可能な日時を探しましょう。

見学ツアーの所要時間
所要時間は45分です。とはいえ、オーディオガイドを使って案内に従いながら各々で自由に見学する、という方式がとられているので、時間は固定ではありません。じっくり時間をかけて見学することも可能です。
見学ツアーでは写真撮影可能?
見学コース内は基本的に自由に写真を撮影することができます。ただし、写真は商用目的ではないものに限られ、リハーサルが行われている場合は撮影できません。
見学ツアーで見られるもの、オーディオガイドについて
見学ツアーでは、劇場内のフォアイエ(ロビー)、客席(プラテア席部分、ロイヤルシート)、アポロの間、ダンテの間、ダンスルームなどが見学できます。バックヤードなど、通常公開されていない部分の見学はありません。
オーディオガイドはイタリア語、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、ロシア語に対応しています。内容は劇場の歴史、建築、見学コースに含まれる各所の説明、フェニーチェ劇場で上映されたオペラ作品、そしてゆかりの深いマリア・カラスについてとなっています。 また、フェニーチェ劇場の公式無料アプリ(iOSデバイス、Androidの両方に対応)があり、オーディオガイドの内容を自分のスマートフォン等で聞くことができます。
このアプリには大人向けオーディオガイドのほか子供向けのガイド、興味のあるものをチェックできるウィッシュリスト、写真撮影機能などもあるので、見学ツアーをより楽しむために前もって入手しておくのがおすすめです。
4. フェニーチェ劇場の見学ツアー参加手順と費用

この項目では、フェニーチェ劇場の見学ツアーについて、チケットを購入する手順や費用を解説します。
見学ツアーへの参加方法
オーディオガイドを用いたツアーなので、開催時間内は自由に見学することができ、予約は必須ではありません。時間に余裕ができたから劇場の見学もしてみよう、ということも可能です。
見学ツアーに参加するには、フェニーチェ劇場のチケット売場か、鉄道駅とバス広場にあるVENEZIA UNICA(ヴェネチア観光の総合案内)のチケットショップに直接行く、あるいはVENEZIA UNICAのサイトでチケット購入することができます。
劇場のチケット売り場は、正面入口の右手から入ります。劇場グッズや書籍などを販売するスペースを通って、右奥にあるカウンターで見学したい日時を指定して購入してください
VENEZIA UNICAのWebサイトでチケットを購入する場合は、まず初めに"VENEZIA UNICA CITY PASS"を購入する必要があります。これは観光ツアー、美術館・博物館チケットなども網羅しているので、旅程によっては利用すると便利でしょう。 既にこのパスがある方は、左上のメニューから"AQUISTA(購入)"を選択し、"MUSEI E CHIESE"を開いて、"TEATRO LAFENICE"の項目の左下にある"DETTALI OFFERTA"を開くと、各チケットの内容が表示されるので、該当するチケットを選んでください。
費用
ツアーの料金は大人11ユーロ(約1,300円)、26歳以下の学生と65歳以上は7ユーロ(約830円)、6歳までの子供は無料です。そのほか家族向けチケットもあり、7~18歳の子供1人以上を含む3人家族で23ユーロ(約2,710円)、子供2人以上を含む4人家族は26ユーロ(約3,070円)、子供3人以上を含む5人家族は29ユーロ(約3,420円)という値段設定です。
オーディオガイドは、ツアー料金に含まれています。ただし、貸し出しの際に身分証明書が必要となるので、パスポートなどを必ず持参してください。