第12位タイ:茨城県(出身Jリーガー34人)

代表的な選手:細谷真大(柏レイソル)、大津祐樹(ジュビロ磐田)、沖悠哉(鹿島アントラーズ)

さまざまな高校や大学、下部組織からJリーガーが誕生しており、その選択肢の多さが茨城県の特徴だ。2つのJクラブがあり、鹿島アントラーズには4人(GK沖悠哉、DF溝口修平、MF舩橋佑、FW染野唯月)、水戸ホーリーホックには3人(GK本間幸司、MF柳町魁耀、FW内田優晟)が所属しており、同じ関東圏のSC相模原にも4人(GK猪瀬康介、DF山下諒時、DF綿引康、FW前田泰良)が所属している。


FC東京 DF森重真人 写真:Getty Images

第12位タイ:広島県(出身Jリーガー34人)

代表的な選手:森重真人(FC東京)、永井謙佑(名古屋グランパス)、野津田岳人(サンフレッチェ広島)

広島県出身のJリーガーは、Jクラブの中でも育成に長けたサンフレッチェ広島の下部組織出身者が多数を占める。現在、広島所属Jリーガーは6人(DF山﨑大地、MF野津田岳人、MF川村拓夢、MF茶島雄介、MF越道草太、FW棚田遼)で、全員が下部組織での経験があり、クラブ愛の強い選手たちである。

鹿島アントラーズ DF植田直通 写真:Getty Images

第11位:熊本県(出身Jリーガー44人)

代表的な選手:植田直通、荒木遼太郎(ともに鹿島アントラーズ)、車屋紳太郎(川崎フロンターレ)

熊本県出身のJリーガーは、同県の強豪である大津高校出身者が多い。ロアッソ熊本には9人(GKショファー・ネオ、GK宮本哲宏、DF黒木晃平、DF相澤佑哉、DF江﨑巧朗、DF宮嵜海斗、MF上村周平、MF谷山湧人、FW道脇豊)が所属しており、下部組織出身者が増加傾向にある。


北海道コンサドーレ札幌 DF西大伍 写真:Getty Images

第10位:北海道(出身Jリーガー50人)

代表的な選手:山瀬功治(レノファ山口)、西大伍(北海道コンサドーレ札幌)、奈良竜樹(アビスパ福岡)

Jリーガーの一大生産地である北海道。なかでも北海道コンサドーレ札幌の下部組織が若手育成に力を入れており、多くの選手を輩出している。現在、札幌所属Jリーガーは8人(GK松原修平、DF中村桐耶、DF西大伍、DF西野奨太、MF深井一希、MF宮澤裕樹、MF荒野拓馬、FW菅大輝)で、隣県のヴァンラーレ八戸にも3人(MF江幡俊介、MF山内陸、MF國分将)が所属している。


アビスパ福岡 FW城後寿 写真:Getty Images