自動車史に輝くヴィンテージカー4選
ブガッティ タイプ35

ブガッティ タイプ35
「ブガッティ タイプ35」は、ヴィンテージスポーツカーの象徴。さまざまなグランプリレースやスポーツカーレースで勝利を挙げ、レーシングマシンの中でも”名作”のひとつと言われています。
レースの結果のみならず、機能性を根拠とした造形美も極めて高評価で、後のカーデザインに大きな影響を与えました。
ベントレー ブロワー

ベントレー ブロワー
ヴィンテージカーという名称の発祥地であるイギリスを代表するのが、「ベントレー ブロワー」。最高傑作と言われる「4 1/2リッター」のスーパーチャージャー版です。
『ブガッティの宿敵』と言われた、W.O.時代のベントレー。パフォーマンスはさることながら、野趣溢れるスタイリングは、まさに”ヴィンテージ”です。
メルセデス・ベンツ 710 SS

メルセデス・ベンツ 710 SS ©︎Eagle2308/stock.adobe.com
1928年に登場した「メルセデス・ベンツ 710 SS」。スーパーチャージャーを備えた7.1Lのエンジンを搭載し、ホイールベースを縮小した「710 SSK」も設定されていました。
300馬力にパワーアップした「SSKL」は、1931年のミッレミリアで総合優勝を果たしており、当時世界最速のスーパースポーツカーでした。
アルファ・ロメオ 6C 1500

アルファ・ロメオ C6 1500 ©︎Wolfgang/stock.adobe.com
1926年に登場した「アルファ・ロメオ 6C 1500」シリーズ。ミッレミリアで優勝するパフォーマンスとともに、”美”を追及したスタイリングから、イタリアン・ヴィンテージの最高傑作と称される車です。
極めて優秀な走行性能やハンドリングを持ち、カーレースでは華々しい活躍を見せました。
ヴィンテージカーを所有することは真の贅沢

©︎Arcansél/stock.adobe.com
生産性やマーケティングが重視されていなかった時代に作られた車は、美術品のような価値が育まれており、”億越え”の金額で落札されることも珍しくありません。
ヴィンテージカーは、デザインや走りなど、全てに”味”があり、時が経つにつれてどんどん輝きが増していきます。
もちろん、維持するのには相当の手間や費用がかかりますが、ヴィンテージカーにはそれ以上の魅力があります。ただガレージで眺めるのではなく、実際に運転して「走り」を楽しむオーナーも多いのです。
手仕事の領域が非常に多かったヴィンテージカーこそ、「真のラグジュアリー」と言えるかもしれません。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
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