前回はエサで失敗
実は先月もアナゴ釣りに出掛けている。この時、新しいキビナゴ餌が出ていて「小粒」というサイズが出ていた。食いが良くなればと使ってみたが、私の釣り方に合わずボウズだった。
その原因となったのはハリの大きさである。私は貧乏性のため、ハリは極力リサイクルしている。折れない、飲まれにくい、外しやすいような大きなハリを選ぶため、ハリは真鯛14~16号がメインサイズとなる。
そのため小さいキビナゴはハリが隠れなかったためバレていたからだろう。全く釣れなかったのだ。こういった前回の失敗もあり、今回は普通サイズのキビナゴを購入した。
1本竿で挑戦
ポイントである上天草市松島には21:30頃に到着し、釣り開始した。潮はそこそこ動いていて、いろんな生物が入ってくる。小さいクラゲも見える。仕掛けを作って足元にキビナゴを送り込んでいく。
2本以上の竿を出すと、アタリラッシュになった際、竿ごと持っていかれるのが怖いので、竿は目の前の1本だけ。
食べ頃サイズのアナゴ登場
そうして待つこと20分後にアタリが……。アナゴには前アタリがあるため、しっかり食わせて、本アタリになるまで待ってアワせると……無事ヒット!私も幾度とアナゴを釣ってきたので分かる。これはアナゴ独特の引きで間違いない。
重さは食べ頃の150~200gのアナゴだ。無事堤防に引き上げて確認。マアナゴだ。今回のアナゴは既にハリの飲み込んでいたため、ハリスごと切って調理の際に回収することにする。
ハリスを付け直したら引き続きアナゴを狙う。落とし込んで20分後に明らかに違うアタリが。アワせてみるとカサゴだった。今回カサゴは求めていないので、ハリにかけたことをお詫びして海にお帰り頂く。
子イカの群れが接近
カサゴが釣れた22時半以降、雨が強くなった。水面に落ちた雨粒かと思ったら、小さい生物がたくさん沸いていた。何の生物か、正体はわからない。
しかしこれに伴って子イカが出てきた。アオリイカの子が多かったが中にはミミイカもいた。更にアカイカ系(たぶんケンサキイカ)の子も群れで入ってきていた。ショアでアカイカ系の群れを目視したのは初めてである。
慌ててエギを投げるも無反応だった。水面がざわついている間はアナゴが釣れることはおろか、アタリも無かった。