自民党の衆議院議員の不祥事による辞職に伴う補欠選挙なので、自民党の公認を得て立候補した候補者にとっては相当に苦しい選挙になるはずである。
7人もの候補者が立候補して如何にも乱戦の様相を呈しているが、自民党公認の候補者の得票が思ったようには伸びそうにないので、立憲民主党や維新、国民民主党から立候補した候補者にもそれなりのチャンスが巡ってきそうだ。
サミット後の衆議院解散・総選挙の話が現実に俎上に上ってきているようなので、今回の補欠選挙では野党間で候補者の一本化の話し合いはしなかった、というのは、ある意味で正解だったかも知れない。
それぞれの政党の現時点での実力が衆議院千葉5区の補欠選挙で試される、ということになりそうである。(2023/4/12)

アルフィア氏と岸田首相 同氏SNSより
目も当てられないような関西の自民党の凋落ぶりである。
つい維新の躍進ぶりに目を奪われてしまうが、どうやら関西の自民党が自滅し始めているのが本当の問題だろう。
維新はいくら頑張っても、関東ではそれほどの脅威にはならないで終わりそうだが、関西では自民党の地盤がどんどん維新に食われて行ってしまっているようだ。
特に、大阪が凄まじいことになってしまっている。