今回の釣行のまとめ
今回はティップランエギにシンカーを合わせ80gほどに調節したものと、ナス型オモリ15~20号を合わせたエジングを併用した。
安定してヒットしていたのは、グリーン系で最大イカがヒットしたのはリアルイソスジエビであった。
カラーの反応
カラーローテーションについても本土と比べ、水の透明度は圧倒的に高く有光層がかなり深い。イカも視力が非常に良い生物であることから、普通ディープだと認識されづらくヒット率の低いカラーでもアタっていたのだと考えられる。
しかし、赤色のエギや赤テープを試してみたが、イカからのアタリはなかった。
実際にブルーポーションカラーでも初日にイカがヒットしたことや、最大イカは紫でヒットしたことから、緑に若干の反応の偏りはあったものの、極端なものではなくよく見えている。
すなわち効率よく目立っているカラーに反応していたということであろう。
フィンの効果
また、ディープでもエラストマー性のフィンの効果は高く、多くの反応を得ることができた。
特にパタパタのロングステイは非常に効果的で、水温が低くシャクリに追従しきれないイカたちを顆粒で魅了していた。
2日間で船中最大は2.5kg
また、2日間を通してボトムに執着する傾向がみられた。これは低水温で活性が低いためであると考えていたが、2日目にヒットしたイカに1尾付いてくる現象が見られた。
短発でヒットすることは珍しく、2尾同時にヒットしていたことから産卵も絡んでいたのだろうと考えられる。2日間通して船中最大は2.5kgであった
いずれにせよ初めての土地で初めてのターゲット相手に釣りを組み立て仮説と検証を行うのはとても楽しい。皆さんもぜひ、行かれてみてはいかがだろうか。
<週刊つりニュース西部版 総合学園ヒューマンアカデミー福岡校フィッシングカレッジ トーナメントプロ専攻 2年 江口睦日/TSURINEWS編>
Captain’s Okinawa 善栄丸
出船場所:本部町・浜崎漁港