対して2023年の神奈川維新の会の戦績は県議会6、横浜市議会8、川崎市議会7、相模原市議会4となっています。
川崎・相模原市議選では遜色ない結果を残しているものの、県議選・横浜市議選で接戦区をことごとくものにしている2011年の「みんなの党」と比べると差があります。トータルの議席数で約64%です。
もちろん、様々な背景が違うので単純比較はできないことは承知のうえで、危機感を共有するために試算してみると…。
2011年当時の「みんなの党」は東京23区で51議席を獲得しています。多摩地区などのトータルが調べられなかったのですが、おそらく合計60台後半~70議席超を叩き出しているはずです。
現時点での東京維新の公認内定者は73名。
仮に統一戦前半同様、2011年の「第三極」旋風から比べて6割~7割程度となると、当選者は都内全体で40~50名に留まるということになります。
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繰り返しになりますが、単純比較はできないことが前提です。
もっと言えば現在は「都民ファーストの会」などの地域政党も存在するため、第三極はさらなる群雄割拠になっています。
やはり当時を知るものとしては、あれくらいの期待値と結果を東京でも、関東全体でももう一度巻き起こし、全国政党化へのはずみをつけたいもの。
残された時間は少ないですが、「維新躍進!」という雰囲気に呑まれることなく危機感を強く持ち、気を何重にも引き締め直して都内の選挙戦に臨んでまいります。
動画でもコメントしましたそれでは、また明日。

選挙 掲示板
編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2023年4月10日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。