カラフルならOKな色水

ワイルドなインドのかき氷「チュスキ」はシロップもカラフル
(画像=『たびこふれ』より引用)

ガリガリという音が聞こえそうな、アルミ製のカンナ。ダイナミックに削っていきます。インドでは四角い氷なんて存在しませんので、日本にあるようなかき氷機は、少し使いにくいのでしょう。上から押さえつけるだけですから、こちらの方がインドでは効率がよさそうです。

布でわしづかみにしてガシガシと削ります。かき氷やさんを含め、露店の屋台に保健所のチェックなんてありません。すべて自己責任ですので、召し上がる際は、くれぐれもおなかと相談して食べてください。

カラフルなボトルはシロップ

氷の向こうに見える色鮮やかなボトルは、すべてシロップ。ローズ、マンゴー、オレンジ、カスという植物の根などがあります。今日はせっかくですから一番人気のマンゴーを頂きました。

インドのかき氷は色が勝負

ワイルドなインドのかき氷「チュスキ」はシロップもカラフル
(画像=『たびこふれ』より引用)

氷+シロップ+マサラ+さらに氷、という氷のミルフィーユです。素手でお兄ちゃんが固めて棒をさした氷をシロップに着けて食べるアイスキャンディースタイル。早く食べないと溶けていきます。夜とはいえ30度超えてますので、もたもたしていられません。

味は。意外にも?イケる味。甘すぎず、少し塩分がまざり、氷が解けてシャリ感が増しています。あのキーンとする感じも来ました。まるで、風鈴の音が聞こえてきそうです。ふわふわ感はありませんが、これはこれでありかもと思ってしまう、インド版ガリガリくんです。

ワイルドなインドのかき氷「チュスキ」はシロップもカラフル
(画像=『たびこふれ』より引用)

みてください!この色。インドのデザートは本当にカラフルです。インドのサリーや洋服は非常に原色が多く、似合います。その感覚は食べ物にも影響します。色がついている食べ物は、好まれます。ここでは、レインボーというメニューもありました。複数のシロップを色わけして食べるのだそうです。シロップが混ざるとどんな味になるか、それはぜひ皆さんで確かめて頂きたいと思います。