おしゃれなイタリアの都市ミラノで、素敵な朝ごはんやカフェの時間帯を過ごしたい。そんな方にぜひおすすめしたいのが老舗カフェ「マルケージ」です。創業200年を超えるマルケージは、おしゃれでキュートな内装とメニューが特徴。地元の人にも愛され続けています。

そんなマルケージについて、ミラノを旅したライターがその魅力と、ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガレリア店、モンテナポレオーネ店の2店舗を訪ねたときの様子をご紹介します。

目次
1. ミラノの老舗パティスリー「Marchesi(マルケージ)」とは
2. Marchesi(マルケージ)はミラノに3店舗ある

1. ミラノの老舗パティスリー「Marchesi(マルケージ)」とは

創業から200年近くになるミラノの老舗カフェ「マルケージ」は、パスティッチェリア・マルケージ(PASTICCERIA MARCHESI)という名称でもあります。パスティッチェリアとはお菓子屋さん(ケーキ屋さん)という意味。19世紀(1824年)にミラノで誕生して以来、繊細で創造性にあふれる商品を作り続けています。

ミラノで最も古いお菓子屋さんのうちの一つと数えられ、創業者アンジェロ・マルケージの孫(彼も同じくアンジェロという名前)と、その家族によって経営が続けられています。

2. Marchesi(マルケージ)はミラノに3店舗ある

本店であるサンタマリア・アッラ・ポルタ店のほか、ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガレリア店、モンテナポレオーネにもお店があり、どのお店も雰囲気抜群です。本店は18世紀から雰囲気の変わらない外観でクラシカル。店内にも随所に当時の様子がうかがえる調度品が使われていて、旅の思い出にもぜひ訪れたい老舗パスティッチェリアです。

公式Webサイトにはショッピングコーナーもありますが、配送対応しているのはヨーロッパ内のみなので、ミラノに行かないと買えないというレアアイテムです。美しいキャンディやチョコレートの商品ラインナップは、Webストアからチェックすることができますよ。

現地で何を買うか迷いたくないという方は、日本からあらかじめだいたいの目星をつけておくのもいいかもしれませんね。いざお店に行くと、雰囲気の可愛さから全部欲しくなって迷ってしまって大変です。