3. スィク教の総本山は寛大
今まで、いろいろな寺院や神様に関わるような場所をたくさん訪れてきました。その中のほとんどがヒンズー教でした。インドにはヒンズー教を筆頭に、イスラム教、スィク教、インド仏教、キリスト教、そのほかにもバーハーイー教、ジャイナ教など様々な宗教で「インド人」として暮らしています。
スィク教は、パンジャーブ州に全体の58%が在住しており、少人数ながら国全体にいかに影響を与えていたかがわかります。全世界では5番目に人口が多い宗教です。文化や宗教を知る事はその国を知る事ができます。同じインド人でも国が違うかのように気質も、行動も言葉も違います。
海外にでた事がない方は想像するのが難しいかもしれませんが、「自分の常識は相手の非常識」という言葉がまさしく当てはまるのでしょう。訪れるすべての方に飲み水を提供し、無償で食事を施す、それが500年も続いているという真実をぜひその目で見て、感じてほしいと思います。
4. まとめ
アムリトサルへ行ってみたいという方は、デリーから飛行機で一時間半、車だと8時間でいけます。パキスタンとの国境でもあるワガボーダーもみどころなので1泊2日、または2泊3日で観光するのがおすすめです。パンジャブ料理は、乳製品をふんだんに使ったコクのある料理です。パニールやナン、ダールマッカニーなどはパンジャーブが発祥です。日本でも食べた事があるインド料理名を見かける事ができますので、ぜひ郷土料理も挑戦してください。
文・写真・田澤ともき/提供元・たびこふれ
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