超早場の基本の釣り方
ポイントを決めたら、軽く40~50m程キャストし、着底後、ゆっくりと仕掛けをサビく。この時期は活性が低いので、竿を固定してリールサビキで超スローでサビく。少なくとも盛期(6~7月)の半分くらいのスピードで、ゆっくりとカケアガリを探す。
オモリが重く感じられるカケアガリの部分では、仕掛けを止めて様子を見る。この時にキスがアタリを見せることもあるが、止めた状態から再びサビキ始めたときにブルッとくることも多い。
このような前触れのアタリを感じたときは、サビくのを止めて道糸を張るか張らないかくらいの状態で様子を見ると、より鮮明な魚信がでることが多いので、その後少し道糸を張り気味にしてゆっくりとリーリングする。
ヒット後のやり取り
食い込みは非常に浅く、途中で外れることも多いので、ポンピングなどは厳禁である。シモリなどの障害物がなければ、できるだけ道糸のテンションを変えないようにしながら、慎重にリーリングする。
芳養漁港でちょい投げ釣り
3月12日、ちょい投げ一本に絞り、午後1時から5時まで、和歌山は田辺の芳養漁港の港内を探った。フグが多かったが、港内の潮目の周辺や船道を中心に移動しながら釣り、キス17cmまでを7匹、チャリコ1匹だった。

水温がまだ低いため、魚信は小さく、また、リーリングの途中で外れることも多かったが、ちょい投げゾーンでもキスが動き始めている。

今後、水温が上昇してくれば、港内だけでなく、近くの砂浜でもキスとの遭遇チャンスがふくらんでくると思う。4月中旬近くになれば、田辺周辺では本格的なちょい投げのシーズンインである。

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<牧野博/TSURINEWSライター>
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芳養漁港
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