NURO光の実際の通信速度や利用料金の例

筆者は2階建ての一軒家でNURO光を利用しています。NURO光には2.4GHzおよび5GHzの2つの帯域があり、高速通信が可能なのは「5GHz」。5GHzの帯域で安定的に通信できている場合の、通信速度の例は以下の画像を参照してください。

【2023最新】NURO光の速度低下は本当?メリット・デメリットや契約の注意点
通信速度を測定できるサイト「SPEEDTEST」での計測結果は画像の通り。下り速度が215.82Mbpsで上り速度が103.99Mbps。下り最大2Gbpsには遠くおよびませんが、テレワークや動画を視聴するには十分な速度です(画像=『オトナライフ』より 引用)

筆者の実体験レビュー | 好調時は高速も通信が途切れやすく、低速になる時も
ただしあくまで上の計測結果は「5GHzの帯域」のもの。5GHzの帯域の通信は障害物に弱いので、通信がプチプチと途切れやすく不安定です。かといって、2.4GHzの帯域にすると時間帯によっては下り速度が半分以下まで落ちることも。

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2.4GHzの帯域に変更した場合の通信速度は、下り133.90Mbps、上り181.59Mbps。下りの速度が半分以下まで落ちると、光回線とはいえストレスを感じる時もあります。また5GHzと2.4GHzが切り替わるときに短時間ですが完全にWi-Fiが切れてしまうこともあります(画像=『オトナライフ』より 引用)

筆者の実体験レビュー | 「安定した回線」が必要な場合はあまりおすすめしない
実際にNURO光を利用している筆者の実体験としては、「安定した高速回線」が必要ならNURO光はあまりおすすめしません。理由は2つ。NURO光はメンテナンス情報や障害が発生した際の情報を公式ウェブサイトでのアナウンスしていますが、トラブル発生時の対応がやや遅め。

筆者も3年余りの利用期間中に、事前アナウンスが無いメンテナンスや、複数の突発的な障害を経験しました。そのため筆者はNURO光とは別に、緊急時向けにモバイルルーターも別途新規契約することに。ただ筆者の場合は、用途がテレワークや動画視聴のため下り速度が133.90Mbpsから215.82Mbpsまで上下しても致命的な悪影響は受けていません。

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しかし、主な用途がゲームなどなら事情は変わります。たとえばApex LegendsやフォートナイトといったFPS/TPSをプレイしている場合、通信が途切れたり、パケットロスが発生した場合「通信のラグ」がそのまま勝敗を決する可能性も。パケットロスに激怒した契約者が集団訴訟を検討したというニュースにも納得です(画像=『オトナライフ』より 引用)

これらを踏まえると「安定性」を求める場合は、難がある回線といえます。一方、好調時は200Mbps以上で通信できる上、光回線としては決して高価ではないため「一定の満足度」があるのも事実です。

NURO光がおすすめの人・おすすめではない人

NURO光がおすすめな人は以下の通り。

・高額なキャッシュバックを受け取りたい人
・仮にパケットロスが発生しても気にせず、高速通信をしたい人

一方で、以下のような人にはあまりおすすめしません。

・主要目的がゲームで通信が切れたりパケットロスが起こると困る人
・ネット通信に安定性を求める人