【3】「iPhoneを探す」機能をオンにして追跡する

「iPhoneを探す」は、Apple IDを使って手元にないiPhoneを遠隔操作できる機能です。

「iPhoneを探す」の操作は簡単で、パソコンやタブレットのWebブラウザから「iCloud(アイクラウド)」にアクセスし、失くしてしまったiPhoneのApple IDを使ってログイン。

そして「探す」から位置情報を取得したり、遠隔操作でiPhone本体にロックをかけたりできるので、iPhoneを紛失したときには非常に助かります。

もちろん、「iPhoneを探す」は事前に有効にしておかなければ機能しません。家のなかでiPhoneが迷子になったときにも使えますので、普段から必ずオンにしておきたいですね。

「iPhoneを探す」を有効にする手順

「あっ、iPhoneがない!」そうなる前にやっておくべき5つの設定とは?
(画像=まず、iPhoneの「設定」から自分のデバイス名をタップします(左写真)。次に「探す」を押しましょう(右写真),『オトナライフ』より 引用)
「あっ、iPhoneがない!」そうなる前にやっておくべき5つの設定とは?
(画像=「iPhoneを探す」の項目をタップしたら(左写真)、「iPhoneを探す」の項目をオンにして、iPhoneがバッテリー切になっても探せるように「最後の位置情報を送信」もオンにしておきましょう(右写真),『オトナライフ』より 引用)

【4】iPhoneに保存している大切なデータを「iCloud」にバックアップする

「iPhoneを探す」を使ってもiPhoneが見つからない場合は、本体の買い替えが必要になります。

当然、これまで使用していたiPhoneが手元にないと、過去に撮った写真はもちろん、メールやSNSなどの履歴&設定もすべて失ってしまいます。

そのような最悪な状態であっても、「iCloud(アイクラウド)」に定期的にデータをバックアップしておけば、iPhone本体を買い替えたときに、iCloudで保存されていたデータから復元できるのです。

「iCloud」にバックアップできるのは写真やカレンダー、メモや連絡先など、任意で決めることが可能ですが、無料で使えるデータの容量は5GBまでとなっています。

iPhoneを紛失したときに、最低限必要なものだけでもiCloudに定期的にバックアップしておくべきでしょう。

「iCloud」に必要なデータをバックアップする手順

「あっ、iPhoneがない!」そうなる前にやっておくべき5つの設定とは?
(画像=iPhoneの「設定」からデバイス名をタップしたら(左写真)、次の画面で「iCloud」をタップします(右写真),『オトナライフ』より 引用)
「あっ、iPhoneがない!」そうなる前にやっておくべき5つの設定とは?
(画像=続いて「すべての表示」をタップします(左写真)。iCloudに無料で保存できるのは5GBまでなので、最低限必要なものだけオンにしましょう。画面左上の「iCloud」を押すと元の画面に戻ります(右写真),『オトナライフ』より 引用)
「あっ、iPhoneがない!」そうなる前にやっておくべき5つの設定とは?
(画像=「iCloudバックアップ」をタップしたら(左写真)、「今すぐバックアップを作成」を押してバックアップを開始しましょう(右写真)。1カ月に1回程度は実施しておきたいところです,『オトナライフ』より 引用)

【5】「LINE」のバックアップも忘れずに!

友だちや家族との連絡に利用している「LINE(ライン)」ですが、iPhoneを紛失すると、当然「LINE」のトーク履歴も友だちリストもすべて失くしてしまいます。

とくに「LINEでしかつながっていない」という友だちが多い人は、今すぐLINEをバックアップしておきましょう。

実は、「LINE」には独自のバックアップ機能が搭載されており、バックアップデータはiCloud Driveに保存される仕組みになっています。

またデータの復元には、バックアップ時に設定する6桁のPINコードが必要になりますので、万一のときに忘れないPINコードを登録しておきましょう。

ちなみに「LINE」は、毎日・週に1回・2週間に1回など、自動バックアップ設定も行えます。ユーザーがわざわざバックアップを取らなくてもいいので、バックアップ頻度も設定しておけば安心です。

「LINE」のバックアップを取る手順

「あっ、iPhoneがない!」そうなる前にやっておくべき5つの設定とは?
(画像=まず「LINE」アプリを起動して、「ホーム」を開いたら画面右上の歯車アイコンをタップします(左写真)。次に「トークのバックアップ」を押しましょう(右写真),『オトナライフ』より 引用)
「あっ、iPhoneがない!」そうなる前にやっておくべき5つの設定とは?
(画像=画面下の「今すぐバックアップ」をタップ(左写真)。データ復元に必要なPINコードの入力画面が開いたら、覚えやすいコードを入力して矢印アイコンを押せば、バックアップが始まります(右写真),『オトナライフ』より 引用)

「LINE」のバックアップ頻度の設定手順

「あっ、iPhoneがない!」そうなる前にやっておくべき5つの設定とは?
(画像=「LINE」の設定画面から「トークのバックアップ」を押し「バックアップ頻度」をタップ(左写真)。バックアップ頻度の設定画面が開いたら、自分に合ったものを選び右上の「×」で閉じればOKです(右写真),『オトナライフ』より 引用)

まとめ

いかがでしょうか? 機種によっては15万円以上する高価なiPhone。もし、失くしてしまうと、金銭的なダメージだけでなく、個人情報の流出という取り返しのつかない事態もあり得ます。

アナタが置き忘れたiPhoneを拾った人が、必ずしも良い人だとは限りません。もし、画面ロック解除されて悪用されたら最悪ですよね。

やはり、iPhoneユーザーは万一の事態に備えて、「探す」機能を有効にしたり、データのバックアップやパスコードの強化などの対策をしっかりやっておきましょう。

iPhoneを失くしてから、どんなに後悔しても手遅れですよ!

※サムネイル画像(Image:Media Whale Stock / Shutterstock.com)

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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