食べたいものがすぐに届くUber Eats(ウーバーイーツ)は、自宅でグルメを楽しみたい人の強い味方です。しかしUber Eatsを利用するときには、商品代だけでなく、配送手数料やサービス料など別途かかる料金があります。
今回はUber Eatsで商品代以外にかかる料金の内訳や配達料金の仕組み、また実際にマクドナルドやスターバックス、吉野家など人気店で注文すると商品代と配送料込みでいくらかかるのか解説します。
Uber Eatsでかかる商品代以外にかかる料金は何?
Uber Eatsには配送手数料・サービス料・少額注文手数料という3種類の手数料があります。
配達料金(配送手数料)
配送手数料は、お店から自宅までの距離や、そのエリアで配達できる人の数、お店の人気度などによって変わります。たとえば、お店が近く人気がない場合は安くなりますが、お店が遠く人気がある場合は高くなります。また、雨や台風などの天候や時間帯によって変動することも。配送手数料は、50~550円程度かかります。
サービス料
サービス料は注文額の10%かかる手数料。つまり、1,000円の料理を注文したら100円のサービス料がかかります。ただし、レストランの従業員が直接配達する場合はかかりません。
少額注文の手数料
少額注文手数料は、注文額が700円未満の場合に発生するものです。たとえば、500円の料理を注文したら150円の最低注文手数料がかかります。少額で頻繁に注文されると、Uber Eats・レストラン双方の利益が少なくなってしまうため、手数料が設定されています。
チップ
チップとは、Uber Eatsの配達パートナーに対して感謝や応援の気持ちを込めて贈る任意のお金のこと。全額配達パートナーに支払われます。チップの相場は、商品価格の10~15%程度。最高額は注文金額の2倍まで、1円から支払うことができます。
【参考】Uber Eatsの商品代と実際の店頭価格は異なる場合も
冒頭で記載した通り、たとえば吉野家の牛丼は店頭の価格とUber Eats上の価格が異なります。ほかにも、マクドナルドの「チーズてりたまセット」は、マクドナルド公式サイトでは740円~。一方、Uber Eatsでは890円となっています。
なお、「Uber One」(旧Eatsパス)とはUber Eatsのサブスクサービスのこと。月額498円で何度でも配送料が無料になるほか、メンバー限定のお得情報が受け取れたり、もっとも遅い配達予定時刻を過ぎた場合はクレジットが付与されたりといった特典があります。
Uber Eatsの配達料金はどう決まる?値段が変動する理由とは
Uber Eatsの配達料金は、お届け先までの距離と注文金額に基づいて決まります。また、注文時間帯や天候などに影響されることも。配達員の労力や時間を考慮し、適切な配達料金が設定されています。
お届け先までの距離
お届け先までの距離が長いほど、配達料金は高くなります。これは、配達員がより遠くまで時間をかけて移動する必要があるためです。また、交通状況や待ち時間、配達パートナーの数による「配達調整金額」にも左右されます。
優先配達か否か
Uber Eatsでは、「優先配達」オプションを選択できます。優先配達を選ぶと、通常よりも早い到着を期待できますが、追加料金が発生します。
地域や時間帯の利用者数
地域や時間帯によってはUber Eatsの利用者数が多く、配達員が不足するため料金が上がることも。逆に、利用者数が少ない地域や時間帯では配達料金が下がることもあります。
つまり、利用者数の多い地域や時間帯を避けることで配達料金は節約が可能。ピーク時以外に利用したり優先配達を使わないようにしたりするのも、配達料金を抑えるコツです。
加盟店ごとの設定金額
Uber Eatsの配達料金には、加盟店ごとに設定された金額も影響します。配達料金は一律ではなく店舗ごとの設定となっているため、同じ距離でも店舗によって異なる場合があります。
また、一部の加盟店では期間限定のプロモーションや割引を提供することも。アプリ内のプロモーション情報や割引をチェックすれば、お得な料金で節約しながらお気に入り料理を楽しめます。