目次
登山初心者に人気の北海道の山15選
北海道の登山後は温泉でひと休み
登山初心者に人気の北海道の山15選
北海道の山ランキング15位:円山

札幌市中央区の円山(標高225メートル)は難易度が低く、北海道で最も初心者におすすめの山です。往復歩行時間が約1時間で、札幌中心部から地下鉄で簡単にアクセスできます。山頂でも野球場からの子供の声や車の音などが聞こえ、さみしさを感じません。
円山登山の魅力は、豊かな原生林と可憐な植物、高確率で出合えるエゾシマリスや野鳥・火山の痕跡・山頂からの札幌の眺望です。冬山にも登れ、注意すればナイトハイクもOK。
円山(円山八十八か所入口)
住所
〒064-0959
北海道札幌市中央区円山公園内
アクセス
地下鉄東西線「円山公園駅」徒歩約5分。ゆるやかな上り坂の南一条通沿にある円山動物園の方向に徒歩約10分で、森の中の八十八か所入口。反対側にも登山口があるが、こちらが便利。
駐車場
なし
足を延ばして隣の三角山も

円山に近い三角山(標高311メートル)も難易度が低く、初心者や子供にも登れる里山です。少し急な部分もありますが往復歩行時間は約2時間で、気持ち良い登山ができます。山頂からはまっすぐな道路が見え、札幌市街地は碁盤の目状というのがわかります。
登山口は「山の手」「小別沢」「宮の森」の3か所ですが、駐車場とトイレがあるのは「山の手」です。春山も人気ですが、冬山も登山道がトレースされているのでOKです。
三角山(山の手登山口)
住所
〒063-0009
北海道札幌市西区山の手
アクセス
①地下鉄東西線「西28丁目駅」山手線(循環西28・循環西21)乗車、山の手4条11丁目停留所で下車。②地下鉄東西線「琴似駅」琴似西野線(琴29)乗車、山の手4条11丁目停留所で下車。緑ヶ丘療育園横の「...
駐車場
なし
円山と三角山の次は藻岩山

札幌市中央区の藻岩山(標高531メートル)は円山と三角山よりも歩きますが、往復歩行時間約4時間と、ほどよい距離と標高のため初心者にも大人気です。山頂にはロープウェイ接続のケーブルカーがあり、万が一のときは安心なため難易度は低いといえます。
登山口は5つあり、一番人気は「慈啓会病院前」コースです。原生林帯を2時間ほどで山頂に到着。春の時期がおすすめですが、冬山も人が多くて登山道がトレースされています。
藻岩山(慈啓会病院前登山口)
住所
〒 005-0041
北海道札幌市中央区旭ケ丘5丁目6-50
アクセス
地下鉄東西線「円山公園」駅乗車、JRバス「循環円10・11ロープウェイ線」に乗り継いで「慈啓会前」で下車。徒歩約2分。
駐車場
あり
30台ほど
北海道の山ランキング14位:手稲山

札幌市手稲区の手稲山(1,023メートル)は少しハードな分、登山しがいのある山です。山に慣れてきたらぜひ挑戦してみましょう。登山口は4つあり、初心者にも人気があるのは往復歩行時間6時間弱の「平和の滝コース」です。
魅力はコース前半の滝と渓流、中盤以降の急登とガレ場です。ガレ場を終えると平坦な溶岩台地が広がっています。手稲神社奥宮を参拝し、日本海などの絶景をお楽しみください。おすすめ時期は無雪期です。
手稲山(平和の滝登山口)
住所
〒063-0029
北海道札幌市西区平和435
アクセス
地下鉄東西線「琴似駅」でJRバス「西野平和線」乗車、終点「平和の滝入口」下車、徒歩約20分。
駐車場
あり
それほど広いスペースではありません。
北海道の山ランキング13位:八剣山

札幌市南区の八剣山(正式名称:観音岩山、標高498メートル)は、約1時間で山頂に到着し、眼下にのどかな景色が広がります。山頂は、8本の剣のように見える岩峰で、スリル満点です。短時間ながら登山らしい醍醐味を満喫できます。
登山口は3つあり、人気なのは八剣山果樹園からの「中央登山口」。地元の子供たちも登るので難易度は高くないですが、大人の滑落事故が度々起きているため初心者や子供連れはご注意ください。
恐竜の背のような狭い山頂

麓から見ると山頂は、ボコボコとがった岩が突き出ています。岩は、噴火活動によって地層中にマグマが貫入し、さらに岩脈となって突き出たものなのです。大昔は囲むように山があったようですが、浸食されて今の形になったといわれています。
狭い山頂の峰をドキドキしながら下ったあとは、麓の八剣山果樹園でジンギスカンを楽しみながら登山話で盛り上がりましょう。
八剣山(観音岩山:中央登山口)
住所
〒061-2275
北海道札幌市南区砥山126
アクセス
札幌駅前ターミナル・12番のりば・じょうてつバス「定山渓温泉」 または 「豊平峡温泉」行きに乗車、「八剣山登山口」下車徒歩20分
駐車場
あり
北海道の山ランキング12位:塩谷丸山
小樽市の塩谷丸山(標高629メートル)は往復歩行時間約3時間で日帰り登山できる、初心者や子供連れ家族にも安心の難易度の低い山です。カラマツの植林地から急斜面に入り、標高450メートルの台地から山頂の見えるササ原が続きますが、抜けるとあっけなく到着です。
低山ながらも余市湾の海岸線を中心にした絶景が魅力で、運がよければ羊蹄山も。山頂から60メートルほど離れた場所にある見晴台は、さらに絶景です。
塩谷丸山
住所
〒048-2672
北海道小樽市塩谷
アクセス
JR塩谷駅から西側で線路を渡り、山手に進む。所々に登山口への標識あり。徒歩約20分。
駐車場
あり
住宅地の脇にスペースあり。住宅街なので迷惑にならないように駐車。
北海道の山ランキング11位:黄金富士
石狩市浜益の黄金富士(標高739.1メートル)は往復歩行時間約3時間の、難易度のやや高い山です。初心者や子供連れ家族も日帰り登山していますが、岩場の尾根と山頂は狭いので十分な注意を。
登山口は一つですが「新道」と「旧道」の2ルートあり、「新道」がおすすめ。周りが侵食されて硬い岩脈だけ残った火山で、富士山のようにきれいな山容です。低山ながらも山頂からの景色は絶景で、増毛山地や積丹半島も一望できます。
黄金山
住所
〒061-3108
石狩市浜益区実田(みた)
アクセス
沿岸バス札幌駅前ターミナルから「特急はぼろ号(増毛経由便)」行きで、「柏木」下車。
滝川方面へ国道451号を約6キロメートル東進。実田橋を渡り国道を左折。兼平沢林道へ入り、登山口まで約5キロメートル...
電話番号
0133-79-2213(こがね山岳会事務局)
駐車場
あり
10台分
北海道の山ランキング10位:白雲山
鹿追町の裏大雪、白雲山(標高1,186メートル)は、然別湖に映る美しい姿で知られる天望山(通称:唇山)の隣にあります。せき止湖の然別湖をつくった然別火山群の一つで、初心者や子供でも登れる山として人気。
登山ルートは「士幌町側」と「然別湖側」の2つありますが、然別湖を眺めながら往復歩行時間約3時間の「然別湖側」登山口がおすすめ。往路は東ヌプカウシヌプリの山腹を巻きながら、帰りは湖畔側を通りましょう。
白雲山(登山口756m)
住所
〒081-0201
北海道河東郡鹿追町
アクセス
帯広駅からバスで100分。または新得駅からバスで70分。登山口までは徒歩75分。車/帯広から約1時間。
駐車場
あり
足を延ばして天望山

白雲山から天望山(標高1,173メートル)へは約1時間で行けるので、余力があれば挑戦してみましょう。帰りの湖畔側を行く途中で天望山へのコル(鞍部)があり、コルから40分ほど登ると天望山の山頂です。
さらに体力があれば天望山の山頂からは、東雲湖経由で天望山登山口へ戻るのもよいでしょう。天望山登山口への所要時間は約2時間で、天望山登山口から白雲山登山口までは約30分です。
海道の山ランキング9位:藻琴山
美幌町にある藻琴山(標高1,000メートル)は屈斜路湖の外輪山の一つで、最高標高です。山頂からの眺望は屈指の美しさを誇り、一年を通して大人気。
2つある登山ルートは登りやすく、1時間以内で山頂に立てます。「スカイライン遊歩道」は、山頂近くのゴジラの背中のような屏風岩と湖の景色がおもしろく感じられます。「東藻琴側・登山道」は、湧き水を楽しみながら30分ほどで山頂に。初心者や子供にも安心のルートです。
藻琴山(八合目登山口)
住所
〒099-3605
北海道斜里郡小清水町・弟子屈町、東藻琴村
アクセス
車/小清水市街から約30分
駐車場
あり
北海道の山ランキング8位:駒ケ岳

道南の大沼駒ケ岳(標高1,131メートル)の火口原は立ち入り禁止のため、9合めの馬の背がある900メートル付近までの山登りです。登山口は、第一駐車場のある6合目の「赤井川登山口」限定になります。
樹木の生えていない礫地ですが、往復歩行時間約4時間で、初心者や子供連れ家族でも安心して日帰り登山ができます。山頂からは大沼・小沼だけではなく、函館山も眺望できます。期間と時間の規制があるためご注意ください。
大沼駒ケ岳(赤井川登山口)
住所
北海道茅部郡森町赤井川
アクセス
車/国道5号「グリーンピア大沼」入口交差点から駒ヶ岳への道路に入り約3.5㎞進み、第2駐車場の赤井川ゲート通り過ぎて約3.5㎞。
駐車場
あり
トイレあり
電話番号
0137-63-2141(渡島森林管理署)
北海道の山ランキング7位:礼文岳
礼文岳(標高490メートル)は日本最北の島、礼文島にあるハイキング気分で登れる山です。往復歩行時間約4時間、登り始めはやや急登ですが初心者や子供もハイキング気分で、利尻島も観える山頂に到着できます。
花の島といわれるように、緯度が高いため高山で観られる植物が海抜0メートルで観察できます。島内には、「桃岩歩道」「礼文林道」などのトレッキングコースがあるので登山以外にも挑戦してみましょう。
礼文岳(登山口は内路バス停
住所
〒097-1201
北海道礼文郡礼文町香深村
アクセス
香深フェリーターミナルから宗谷バス乗車、バスで内路バス停下車。
駐車場
あり
公衆トイレ・自動販売機あり
電話番号
0163-86-1001(礼文町役場)
北海道の山ランキング6位:有珠山

北海道の一大観光地、洞爺湖の南側にある有珠山(標高737メートル)は、往復歩行時間約3時間の難易度が低い山です。有珠外輪山まではゆるやかな森林地帯を登ります。初心者がきつく感じるのは有珠山火口展望台への木の階段で、600段ほどあります。
階段を上ると大火口と洞爺湖が眺望できます。火口展望台からロープウェイを利用できますが、登山口とロープウェイ乗り場は離れており、移動する必要があるのでご注意ください。
昭和新山は入口まで!

有珠山といえば、1944年から2年近くかけて麦畑で噴火隆起した昭和新山(398メートル)が有名です。残念ながら私有地のため立ち入り禁止で、山登りはできません。有珠山火口展望台から迫力ある様子を観察しましょう。
昭和新山の近くに、昭和新山の生成活動を記録した三松正夫氏の記念館(有料)があります。有名な記録「ミマツダイヤグラム」や貴重な資料が展示されているので、余裕があれば移動して見学してみませんか。
有珠山(登山口)
住所
〒059-0152
北海道伊達市北有珠町
アクセス
伊達市北有珠町の国道37号から道央自動車道(高速道路)方面を曲がり、道央自動車道の真下に登山道駐車場。
駐車場
あり
北海道の山ランキング5位:アンヌプリ

札幌近郊のニセコ火山群の一つ、ニセコアンヌプリ(標高1,308メートル)は1,000メートル地点までゴンドラを利用し、往復歩行時間約2時間で日帰り登山できる人気の山です。急登は少しありますが難易度は低く、初心者や子供連れ家族も安心。ゴールがアンヌプリの「見返り坂コース」や、「五色温泉コース」への縦走もおすすめです。
山頂からは、羊蹄山やイワオヌプリなどのニセコ火山群、裏積丹などの絶景が広がります。
ニセコアンヌプリゴンドラ
住所
〒048-1511
北海道虻田郡ニセコ町字ニセコ485
アクセス
札幌から国道230号(中山峠)経由で約2時間。小樽から国道5号経由で約1時間30分。
新千歳空港から国道276(美笛峠)経由で約2時間
駐車場
あり
80台
電話番号
0136-58-2080(ニセコアンヌプリゴンドラ)
足を延ばしてイワオヌプリ
俱知安町・蘭越町・ニセコ町にまたがるイワオヌプリ(標高1,116メートル)は、往復歩行時間約2時間で日帰りでき、初心者や子供連れ家族も安心して登山できます。アンヌプリと同じく、ニセコ火山群の一つです。
登山口は五色温泉にあるので湯浴みも楽しめ、高山植物や紅葉の時期には大勢の人でにぎわいます。山頂火口を約1時間で一周できるのも魅力ですが、明確な登山道がない礫地なので、悪天時はご注意ください。
イワオヌプリ
住所
〒048-1511
北海道虻田郡ニセコ町字510番地
アクセス
JRニセコ駅から「ニセコバス」五色温泉郷バス停終点が登山口(季節運行)
駐車場
あり
登山口とバス停前に無料駐車場15台とトイレあり。
電話番号
0136-44-2121(ニセコ町役場)
0136-58-2707(五色温泉旅館)
さらに足を延ばしてチセヌプリ

共和町と蘭越町にまたがるチセヌプリ(標高1134メートル)は往復歩行時間約4時間で、初心者や子供連れ家族も日帰りできる山です。登山口は4つあり、おすすめはニセコパノラマラインの「神仙沼入口」。湿原散策と2つの沼に映るチセヌプリを楽しみながら登りましょう。アンヌプリなどと同じニセコ火山群の一つです。
山頂近くの分岐まではゆるやかで分岐からが急登ですが、頑張ればすぐに平坦な山頂から絶景が見渡せます。
チセヌプリ(神仙沼登山口)
住所
〒048-2201
北海道岩内郡共和町前田
アクセス
JR小沢駅から車で30分
駐車場
あり
80台
電話番号
0135-73-2011(共和町役場)
北海道の山ランキング4位:アポイ岳

家族も日帰り登山できる山です。少し歩きますが危険個所はないため、難易度は低いです。
ビジターセンター近くの登山口から入山し、しばらくゆるやかな樹木帯を登ります。五合目から山頂が見渡せ、馬の背からは太平洋と日高山脈、かんらん岩地の固有植物も観察できます。岩稜と急登を頑張れば山頂です。クマの目撃情報があるので注意しましょう。
かんらん岩と固有植物

アポイ岳は標高が1,000メートルもない低山ですが、高山植物と固有種の多さが魅力です。理由は2つあり、1つめは高山と同じ気象条件になる小雪強風の気候ゆえです。2つめは、アポイ岳のベースは地球深くから上がってきているかんらん岩でできているからです。
かんらん岩は、植物の生育を阻害するニッケルやマグネシウムなどを含みますが、そのために特殊な植物相が観察でき、登山の魅力と楽しみを増してくれます。
アポイ岳
住所
〒058-0003
北海道様似郡様似町冬島
アクセス
札幌から高速バス「えりも号」乗車、終点の様似駅下車(約3時間30分)。様似駅からアポイ登山口バス停下車(11分)。車は、札幌から高速道路利用で約3時間。
駐車場
あり
電話番号
0146-36-3601(アポイビジターセンター)
北海道の山ランキング3位:黒岳

上川町の大雪山黒岳(標高1,984メートル)は五合目までロープウェイ、七合目まではリフトで行けるため、初心者や子供連れの家族も日帰り登山ができます。登山口は、標高690メートルの層雲峡温泉にありますが、往復8時間のため利用者は非常に少ないのです。
七合目からは往復歩行時間約2時間で、難易度は高くありません。八合目までは少し勾配がきついですが、以降はゆるやかになり、少し頑張れば広い山頂に到着です。
足を延ばして御鉢平へ

元気があれば、桂月岳や御鉢平、北鎮岳まで足を延ばしてみましょう。黒岳山頂から約20分下ると黒岳石室(有人の避難小屋)があり、右側に20分ほどで登れる、ご来光で有名な桂月岳(標高1,939メートル)があります。
カルデラの御鉢平展望台は、黒岳石室から雲ノ平を経て1時間ほどで到着します。体力があれば、ぜひ大雪山の広さを感じてください。余裕がある人は、片道約1時間の北鎮岳に挑戦するのもよいでしょう。
北海道の山ランキング2位:旭岳

東川町の大雪山旭岳(標高2,291メートル)は往復歩行時間約5時間です。中腹の1,600メートル地点までロープウェイで行けるため難易度は低く、初心者や子供連れの家族も日帰り登山できます。
登山中、眼下に広がる景色は言葉を失うほどの美しさです。トムラウシ山や十勝岳連峰が望めることもあり、大雪山の広さを実感します。夏期でも山頂の気温は零下近くと低くなるため、防寒対策は必須です。
登らずに周辺散策もおすすめ

旭岳ロープウェイ終点の姿見駅からは、姿見の池や噴気孔などを観察できる、一周1時間半ほどの散策路があります。悪天候時や体調がすぐれないときは登山を止めて、のんびりと高山植物を愛でながらの散策に切り替えましょう。
旭岳を別な角度から楽しむ景色や3つの池などが素晴らしく、山頂とはまた違う素敵な発見があるはずです。散策路ですが、岩場のためスニーカー以上の靴が必要です。
旭岳(旭岳ロープウェイ)
住所
〒071-1400
北海道上川郡東川町旭岳温泉
電話番号
旭岳ロープウェイ(0166-68-9111)
旭岳ビジターセンター(0166-97-2153)
アクセス
車/札幌からは高速道の旭川北I.Cで下り、東川町経由の道道1160号線(旭川旭岳温泉線)から約1時間10分。旭川からは東川町経由の道道1160号線で約1時間。公共交通機関/旭川駅から旭岳温泉行の「いで...
駐車場
あり
公共駐車場(無料)・旭岳ロープウェイ駐車場(500円)
北海道の山ランキング1位:樽前山

千歳市と苫小牧市にまたがる樽前山(標高1,041メートル)は往復歩行時間約3時間で、危険個所も少ないため初心者や子供連れの家族も登れる山です。
登山口は七合目樽前山ヒュッテで、ミヤマハンノキの気持ちのよい樹林帯から中盤の火山噴出物で覆われた見通しのよい斜面に出ます。少し頑張れば火口の外輪に出られ、噴煙を上げる溶岩ドームが目に飛び込んできます。ガスが掛かると登山道が不明瞭になるためご注意ください。
火口原を一周して支笏湖を眺める

火口原は立ち入り禁止ですが、周囲を1時間ほどで歩けます。右回りは風不死岳方面の東山経由で、左回りは樽前神社奥之院経由の西山方面です。
おすすめは左回りで、少しだけ足を延ばし、西山からの風不死岳と支笏湖の絶景を見ながら戻るとよいでしょう。
樽前山(樽前山七合目ヒュッテ)
住所
〒059-1275
北海道苫小牧市字錦岡
アクセス
車/札幌から国道453号経由で約1時間30分。
駐車場
あり
電話番号
0144-32-6448(苫小牧市役場)
足を延ばしてイチャンコッペ山
札幌近郊の恵庭市にあるイチャンコッペ山(828メートル)は往復歩行時間約3時間で、初心者や子供連れ家族も日帰り登山できる山です。登山開始後から二合目まで急登ですが、ゆっくり登れば問題ないため難易度は低いです。
手軽に登山できるにもかかわらず、山頂からは支笏湖・樽前山・風不死岳が見渡せる絶景です。アクセスがよくて登りやすいため、時期は夏だけではなく冬山登山も人気です。
イチャンコッペ山(幌美内展望台駐車場)
住所
〒066-0287
北海道千歳市幌美内
アクセス
車/札幌駅から国道453号経由で約1時間。
駐車場
あり
ポロピナイ展望台
北海道の登山後は温泉でひと休み

今回ご紹介した山は日帰り登山できますが、札幌市内や札幌近郊以外の地域は登山口に出かけるまでが一苦労です。疲れた身体で運転して帰るのは危ないので、近くの宿泊施設に泊まることをおすすめします。
温泉天国の北海道、ほとんどの山の近くに温泉旅館があるので、登山後はゆっくり過ごしたほうが安心です。無理をせずに計画を立て、楽しく山登りしてくださいね。
文・ ring-ring/提供元・暮らし~の
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