コクヨは、多様化するワークスタイルやライフスタイルに合わせた、次世代の家族コミュニケーションをサポートする新ブランド「Hello! Family.」を発表した。第1弾シリーズとして、主に年中から小学校低学年の子どもをもつ共働き世帯向けに、家族が離れていても「今、どこで、何をしている」を楽しみながら手軽に伝え合うことができるスマートフォンアプリと、4種のIoTデバイス「はろここ」「はろたぐ」「はろもに」「はろぽち」を展開する。そのうち「はろここ」と「はろたぐ」を3月29日に発売、「はろもに」と「はろぽち」は今夏発売予定。

コクヨ、見守りIoT事業に参入 共働き世帯向けに
(画像=子どもの監視、管理ではない、
新たな見守りの形を目指した4種のIoTデバイス、『BCN+R』より引用)

新ブランド「Hello! Family.」から年中~小学校低学年向け第1弾

共働き世帯が増える昨今、親子間のコミュニケーションの希薄化やすれ違いに悩む家族は少なくない。そこで同社は、“家族の「いま」は、もっとつながる。”をブランドメッセージとした、家族の新しい形のコミュニケーションをサポートするブランド「Hello! Family.」を立ち上げ、見守りIoT事業へ新たに参入する。

コクヨ、見守りIoT事業に参入 共働き世帯向けに
(画像=「ハロファミアプリ」と4種のIoTデバイスが連携することで、
家族が離れていてもお互いの“いま”を共有することができる、『BCN+R』より引用)

目指したのは、離れていても家族の存在を身近に感じることができ、日常の小さなアクションをほめたり、応援し合ったりとポジティブなコミュニケーションを活性化させること。第1弾として、子どもの位置情報を確認できるGPS「はろここ」、子どもの持ち物につけることで忘れ物チェックができるタグ「はろたぐ」、マイク・カメラ付きで簡単にスマホへ音声メッセージを送信できるモニター「はろもに」、押すだけでスマホへメッセージを通知できるボタン「はろぽち」の4種のIoTデバイスを開発した。

これらのIoTデバイスから送られてきた位置情報やメッセージは、3月29日に配信開始したアプリ「ハロファミアプリ」で確認することができる。また、4種のデバイスはそれぞれ連携して使用することができ、子どもの成長に合わせて用途や製品の組み合わせを変えることが可能となっている。

「ハロファミアプリ」は、家族の居場所や移動経路の確認はもちろん、メッセージ交換や家族の予定を一括で把握できるアプリ。家族の“いま”を見守り、家族のつながりをサポートする。ダウンロードは無料。プランによっては月額料金が発生する。プレミアムプランは5月にリリースする予定。

コクヨ、見守りIoT事業に参入 共働き世帯向けに
(画像=「ハロファミアプリ」画面イメージ、『BCN+R』より引用)
コクヨ、見守りIoT事業に参入 共働き世帯向けに
(画像=子どもの居場所や移動経路をスマホで確認、『BCN+R』より引用)

「はろここ」は、GPS機能で子どもの居場所や、移動経路がリアルタイムでわかる。よく行く場所を登録しておくと、子どもが出発・到着したとき、アプリに通知されるので子どもの“いま”を簡単に知ることができる。価格は6930円、専用ソフトケース(全3種)は1980円。別途通信料として月額580円が発生する。