現時点での岸田首相の答弁は実に巧みなようです。
取り急ぎの弁解だからなのか、「現時点で」「〇〇等」と曖昧。
「不適切な行動はなかったということを、現時点で確認している」「街の風景やランドマーク等の外観の撮影をする」「首相のお土産等の購入」UvOrepeRZ5
— 武田砂鉄 (@takedasatetsu) January 28, 2023
一流写真週刊誌・フライデーによると、
岸田文雄首相の長男で「政務秘書官」を務める翔太郎氏の「諸国漫遊」が問題になっている。首相に同行した先のパリ、ロンドンで「公用車を使って観光三昧」「ビストロでディナー」「要人と記念写真おねだり」などが、現地での活動内容だという。
ということだそうす。
なんだかとっても平和な、というか茫洋とした光景が目に浮かびますね。
おみやげ担当秘書官か。気楽なもんだね。こういうのは昔は現地の大使館の仕事だったんじゃないの。 Q1zoOOqJ
— 池田信夫 (@ikedanob) January 31, 2023
外務省は同日、立憲民主党の質問に「観光施設の中には一切入っていない」と観光が目的ではなかったとする回答を出しています。この回答が今後おかしなことにつながらないといいのですが。
■
やはり名門政治家家系ともなると、“育ち”がちがうのかもしれません。
岸田首相の長男・翔太郎政務秘書官の外遊先での“ボンボン観光三昧”が野党の格好の攻撃材料になっていますが、父である岸田首相も相当なもの。首相が代表を務める資金管理団体「新政治経済研究会」の政治資金収支報告書には超高級店の記載がズラ~リ。 LZ3eiCq1w #日刊ゲンダイDIGITAL
— 日刊ゲンダイDIGITAL (@nikkan_gendai) January 30, 2023
翔太郎氏を通じて、フジテレビ局の女性記者に官邸の情報が漏れた事件に続いて、同氏の首相秘書官としての“適正”が問われています。

岸田文雄首相 同首相SNSより
提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
【関連記事】
・「お金くばりおじさん」を批判する「何もしないおじさん」
・大人の発達障害検査をしに行った時の話
・反原発国はオーストリアに続け?
・SNSが「凶器」となった歴史:『炎上するバカさせるバカ』
・強迫的に縁起をかついではいませんか?