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「RB26DETTあってのR32」複雑な思いを抱くファンの声も
トヨタはAE86型『スプリンタートレノ』に水素エンジンを搭載

「RB26DETTあってのR32」複雑な思いを抱くファンの声も

“R32EV”を製作!日産が『スカイライン GT-R』のEVコンバージョンを発表
(画像=日産 RB26DETTエンジン,『MOBY』より 引用)

日産が製作を発表したR32EVに対してSNSなどでは、応援する声があるいっぽうで、「RB26DETTがあってこそのR32型ではないだろうか」とスカイライン GT-RのEVコンバージョンを快く思わないファンもいるようです。

R32型からR34型まで3代にわたってスカイライン GT-R専用エンジンとして搭載されたRB26DETT型エンジンは、現在もその性能やエンジンサウンドにファンが多いため、EVコンバージョンによってパワートレインを置き換えることはR32型スカイライン GT-Rの魅力を損ねるのではないかと懸念する声もありました。

ほかにも、RB26DETTの音や振動を残してほしいという思いから、水素を燃料とする水素エンジン化を望む声も出ています。

トヨタはAE86型『スプリンタートレノ』に水素エンジンを搭載

“R32EV”を製作!日産が『スカイライン GT-R』のEVコンバージョンを発表
(画像=トヨタ AE86 H2 Concept,『MOBY』より 引用)

トヨタは、2023年1月13日の東京オートサロン2023で、水素エンジンを搭載するAE86型スプリンタートレノのコンセプトモデル『AE86 H2 Concept』を公開しました。

AE86 H2 Conceptは、音や振動といった内燃機関のもつ魅力を楽しみながら走行可能な車両として開発され、室内後方に『MIRAI』の高圧水素タンクを2本搭載。そのほかはインジェクター、フューエルデリバリーパイプ、プラグなど最小限の改造規模に留められていました。

トヨタが公開したAE86 H2 Conceptの試乗映像では、出力はまだ低いものの、音や振動はAE86型スプリンタートレノのままだとされ、古くなった愛車でもオリジナルを極力保ったまま脱炭素を実現できることが示されています。

文・MOBY編集部/提供元・MOBY

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