ローソンは3月24日、今年12月から順次、弁当や麺類、総菜、サンドイッチなどのチルド・定温商品の店舗への配送回数を変更することを発表した。現在、約7割の店舗で1日3回、3割の店舗で1日2回の配送を行っているが、全店で1日2回の配送に切り替える。この取り組みによって、物流の「2024年問題」への対応や、CO2排出量の削減とコスト抑制に繋げるねらいだ。2021年から全国約100ケ所の配送拠点の再編を進めているローソン。AIを使った配送ルートの最適化をさらに進め、常温商品や冷凍商品についても配送効率を上げていくことに期待が高まる。(3月21日~27日のニュースをまとめました)

セブン-イレブン・ジャパン
<四国エリア>「出店10周年記念フェア」を開催
セブン-イレブン・ジャパンは3月21日に四国4県の358店舗で、四国エリアへの出店10周年を記念したオリジナル商品を発売した。地域を代表する優良な食材や、なじみのある味わいを採用した7商品だ。
- 「きつねさぬき太うどん」(税抜430円)
- 「新潟県コシヒカリ使用 蓮根と和牛の金平」(同200円)
- 「新潟県コシヒカリ使用 甘辛仕立ての豚そぼろ煮」(同170円)
- 「香川県産アスパラの冷製コーンバター」(同260円)
- 「徳島県産れんこんの甘辛鶏つくね」(同280円)
- 「愛媛県産松山どりの胡麻香る棒棒鶏」(同290円)
- 「高知県産ニラと甘辛だれのやわらか豚肉」(同290円)
<鹿児島県>「きばっと!!かごんまフェスタ」を開催
3月22日からは鹿児島県内の店舗で、県産食材を使用したおにぎり、パン、スイーツなど3品を発売。「知覧茶と大納言小豆のブレッド」(税抜150円)と「知覧茶どら」(同240円)には、お茶の生産量全国第2位の鹿児島県を代表するブランド茶「知覧茶」のなかでも甘みと後味が上品ですっきりとした味わいを持つ品種「おくみどり」を使用した。
ファミリーマート
コスメブランド「sopo」の新商品を発売
ファミリーマートは3月28日、化粧品ECプラットフォーム「NOIN(ノイン)」を運営するノインのコスメブランド「sopo(ソポ)」シリーズから春夏の新商品として4商品を発売する。2020年11月にブランドデビューし、10代から30代を中心に支持を得ている化粧品で、累計販売数で200万個を突破している。
- 「アイパレット 04ダズルベージュ」(税込1460円)
- 「リップスティック 03メロウコーラル」(同1280円)
- 「カラーマスカラ 11メタリックラベンダー」(同935円)
- 「ネイルポリッシュ」(同550円)
無人決済システム導入店舗が九州初出店
3月31日には、TOUCH TO GO(東京都)が開発した無人決済システムを導入した実用化店舗をJR九州本社と、九州産交ランドマークが運営する商業施設「SAKURA MACHI Kumamoto」(熊本県熊本市)内に、それぞれオープンする。天井に設置されたカメラなどの情報から利用者と手に取った商品をリアルタイムに認識。出口付近に設置された決済端末ディスプレイに購入商品と合計金額が表示され、ファミペイを含むバーコード決済、交通系電子マネー、クレジット、現金で支払いを行う。いずれも店舗面積は2.2坪、約200種類の商品を取り扱う。
<JR九州本社/S店>
- 所在地…福岡県福岡市博多区博多駅前3-25-21
- 営業時間…8時~18時
<サクラマチ/S店>
- 所在地…熊本市中央区桜町3-10
- 営業時間…6時~23時
3年連続「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」
3月24日には、「CDP 2022サプライヤー・エンゲージメント評価(SER)」で、最高評価の「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に3年連続で選定されたことを発表した。これは、環境に関するグローバルな情報開示システムを運営する国際的な環境非営利団体CDPが実施し、サプライヤーとの協働によるサプライチェーン全体で気候変動に対する取り組みを評価するもの。世界の企業が評価対象で、ファミリーマートは上位8%に当たる約650社(うち日本企業131社)のうち1社に選ばれた。