ミートパイの種類
最も一般的なのが、Meat pie(ミートパイ)やBeef pie(ビーフパイ)、Mince pie(ミンスパイ)、Steak pie(ステーキパイ)と呼ばれるもの。

牛肉とグレービーソースだけのシンプルなものですが、ミンスだとひき肉が、ステーキだと角切りにしたようなゴロっとした肉の塊が入っています。お店によっては角切りの様な肉のことをChunky steak(チャンキーステーキ)と言うこともあります。
これにベーコンが入ったりマッシュルームが入ったりして、色んなバージョンがあります。

あとはお肉がチキンやポーク、ラムのものがあったり、お店によっては、ヤギ、鹿、あるいはカンガルーやエミューなど、オーストラリアならではのメニューがあります。(お店紹介は後ほど)

お肉がメインなのはあまり好きではないという人には、カレーの入ったパイやジャガイモがメインのポテトパイ、ベジタリアン向けのものなどもありますよ!

パイは中身が違えど見た目が全部似ているので、それぞれのパイに特徴的なマークを施しているもの面白いです。私がよく行くパン屋さんでは、袋の裏に各パイのマークが一覧表示されています。


別のお店でラム肉のパイを買ったらLマークが付いていました。

一人で多く買うとどれがどれか分からなくなりますが、マークがそれを助けてくれます。
ミートパイが食べられるところ
レストランやカフェにも置いているところはありますが、だいたいのパン屋さんには置いてあります。
店内で食べればお皿に乗ってフォークとナイフ付きで出てきますが、基本的にはパン屋で買って紙袋に入ったパイを丸かじりするのが定番スタイルです。

他にも、ガソリンスタンドやロードハウスでも売られていますが、要は運転しながらでも片手間にがっつり気軽に食べられるというのがミートパイの長所だと思います。まさに、これぞオーストラリア流!
私たちはよく長時間運転をするので、ランチをパイにして、お店の外のベンチに座って食べたり車内で食べたりすることがありますが、パン屋では同じような人にたくさん会います。仕事の合間などちょっとした隙間時間に食べられて便利なんですよね。