また小西氏はTwitterで「衆院改憲派は立憲の「臨時会召集義務違反」の調査要求にも関わらず、国会機能の確保と称して議員任期延長の議論を強行。 昨夏、一昨夏のコロナ禍の違憲の国会機能放棄を黙殺し、憲法を政治の道具とする毎週開催は野蛮そのものです」と追加解説している。

(憲法についての様々なことを議論するには、それなりの準備・用意がいる。それなのに毎週開催なんて、茶番だ。せめて、1ヶ月に1度か2度開催にしろ)と言う意味で、冒頭の発言をしたと私は推測していたのだが・・。

小西氏は「憲法学者でも毎週議論なんてできない」と主張したようだが、例えば、大学に勤務する憲法学者は、一般的にゼミを担当していて、そこで学生とともに、憲法について、毎週議論するはずだ(これは憲法学者のみならず、特に文系の研究者はそうである)。

学者によっては、学部だけでなく、大学院の演習形式の授業を担当している者もあろう。よって、毎週1回どころか、週に2回も3回も、憲法について討論・議論する学者もいるのだ。憲法審査会において、学者でも毎週議論するのは大変だという意味で、小西氏は述べたのだろうが「サル」ではなく「憲法学者」なら議論できるはずである。