スオースダイ!東南アジアをこよなく愛するあっちゃんです。今回はカンボジアに住んでいるときに出会った、ちょっと日本ではお目にかかれない珍品?料理やびっくり食材をご紹介します!今回はおすすめ!という訳にはいきませんが、現地の食文化に興味を抱いて頂ければと思います。それではお楽しみください~
目次
夏になると地面でよく見かけるあれ・・・アリ
日本でもメジャーな食材(?)になりつつあるあの昆虫・・・コオロギ
夏になると地面でよく見かけるあれ・・・アリ
そうです、アリさんです!アリとはいっても、日本の地面で見かける黒いアリとはちょっと違います。木の上ではっぱを紡いで巣を作り、木の上に住む赤い蟻たちです。この木の上に住む蟻と卵が美味しい食材となります。

よく居酒屋で注文するのは『牛肉とアリの炒め物』休みの日に鶏の丸焼きを食べるときは『アリソース』を添えて。このソースはアリとプラホックというカンボジアのアンチョビ?熟れ寿司?のような強烈な魚の発酵食品と合わせた調味料です。


蟻酸を持っているアリだけに、酸味が料理のアクセントになります!アリさんたちの足がちりちりと口に引っ掛かりますが、大体酔っぱらって食べているので問題なし!!
東南アジアの山に出かける機会がございましたら、是非アリの巣探しを!木の上に手のひらよりもちょっと大きい葉っぱでできた風船のようなものがぶら下がっていたら、それがアリの巣です。木の棒でつつくと中からぶわーっと出てきますが、刺されると痛い!のであまり刺激しないようにしてください。
日本でもメジャーな食材(?)になりつつあるあの昆虫・・・コオロギ
そうです、コオロギです。最近は大手メーカーからもコオロギパウダーの入った食品も売り出されているので、数年後には日本の食卓に並ぶかもしれないコオロギ。日本でもイナゴの佃煮などがあるので抵抗のない方もいらっしゃるかもしれません。

東南アジアではおやつやおつまみとして、塩と唐辛子で味がついたコオロギの素揚げをよく食べます。引っ掛かりそうな頭と足はちょっと取ってから食べるとかっぱえびせんをさらに香ばしくしたような味で最高です!
カンボジアでは田舎の方に行くと国道沿いからも田んぼの中のコオロギの仕掛けを見ることができます。白いシーツに明かりがついていて下には水がはってあるこの仕掛け。夜に明かりをめがけて飛んできたコオロギさんたちはシーツにはじかれ、水の中に落ちていきます。もし田んぼでシーツを見かけたら、思い出してみてください。
