2.自分の主張を通すのが苦手な人

真面目に一生懸命働いても、残念ながら正しく評価されないと給与には反映されないだろう。控えめで辛抱強い人は、周囲から都合良く利用されて、余計な雑務を数多く抱えてしまうこともある。こうなると、仕事が期日までに終わらなくなったり、重要な案件を任されにくくなったりして、周りからは「仕事ができない」レッテルを貼られる可能性も。

3.仕事ができると思い込んでいる人

自己評価だけが異常に高いナルシストタイプも注意が必要だ。本当に数多くの実績を残し会社に貢献しているのであれば、自然と年収は上がっていくはずだろう。しかし、自分は仕事ができると思っている人の中には、想像以上に周りからの評価が低いタイプの人がいる。上司や周囲からの意見にしっかりと耳を傾け、自分と周りの評価に乖離がないか確かめよう。

4.チャレンジ精神に欠ける人

仕事に必要な資格の取得や昇進試験に消極的な人は多い。また、業務の効率化を図れる新たなデジタルツールの使用に消極的な人は年配の社員に多い。

しかしそのような人は周囲から「やる気がない」などの低評価を受けやすく、年収が頭打ちになりやすい。それが理由でリストラされる場合もないとはいえないのだ。

5.言い訳や悪口が多い人

年収が上がらない人は言い訳が多い。例えば、「仕事でミスをした時に言い訳する」「締め切りに遅れた言い訳をする」「多忙を言い訳に業務上必要な勉強を怠る」といったことが挙げられる。

言い訳が多い人は自分の欠点を素直に認められないだけではなく、変にプライドが高く自分より優秀な人をねたんで悪口を言う人も多い。その結果、悪い評価を受けて年収が頭打ちになりやすいのだ。

6.情報に疎い人

仕事に有益な情報や社内人事などの情報に疎い人は、出世街道から外れて年収が上がらない可能性が高い。 また、公的制度やお金に関する情報、子育て情報や受験情報など、一見仕事とは直接関係ない情報に疎い人も注意が必要だ。そこに顧客や取引先にとって役に立つ情報が含まれていることもある。

情報に疎いと大きなビジネスチャンスを逃すこともある。それが原因で年収が上がらないかもしれないのだ。

「年収が上がらない」と思ったらまずは自身を振り返る

「年収が上がらない」と思ったらまずは自分の行動を振り返ってみよう。そして以上で挙げた特徴が1つでも当てはまる場合はすぐにその点を改めよう。それだけでも年収が上がる可能性は高くなるだろう。

文・MONEY TIMES編集部