人を馬車馬のように働かせ手柄は全て自分のものにする上司

所詮、会社は社長に気に入られなければ働きづらいところです。嫌な上司にヘラヘラして機嫌を損ねないように立ち振る舞わなくてはなりません。私の上司は最悪でした。自分は文句ばかりで、人を馬車馬のように働かせて、手柄は全て自分のものにするというドラマの悪役に出てきそうな人でした。

社員が5人しかいないのに、自分はなるべく楽することしか考えず、利益の配分は自分中心です。下のものは働けるだけ働かせてサービス残業は当たり前で、「有給なんてあったっけ?」という悲惨な労働環境でした。目下には酷いこき使いようですが、社長にはそれはもう表を返したようにいつもの怒鳴り声はどこへやらです。しかも猫撫で声でおとなしい温厚な上司を演じていました。こんな酷い人間もいるのだと修行できました。

(60代・女性)

「社長のお気に入り=社内で好き勝手していてもかまわない」とう職場

家族経営の会社に勤めていたのですが、社長がちょくちょく現場に顔を出すタイプです。しかも予定は共有されていないため、現在どこにいるかはわからないことが多かったです。そのため、社長の知り合いや取引先の方がご挨拶に伺っていただいたときに、「今どこの店舗にいますか?」や「何分くらいでお戻りになりますか?」といった質問に答えられないことがひとつめの「最悪!」というエピソードです。

もうひとつは社長・会長・経理・副社長のすべてが家族経営者だったため、「社長のお気に入り=社内で好き勝手していてもかまわない」という風潮がありました。特に副店長が社長のお気に入りだったため、副店長の無断欠勤や遅刻はおろか、社内での暴言やセクハラなどいろいろありました。しかし、給料ボーナスそのままの降格という見せかけだけの罰則のみです。その後は普通に働いているのが「最悪!」エピソードでした。

(20代・女性)

今回は、「会社員はここが大変、ここが辛い!」と思ったエピソードについて紹介しました。
会社員のあなたも思い当たるかどうか考えてみてください。

文・MONEY TIMES編集部