亀山湖でのイベント
亀山湖では、大きなイベントも開催されています。タイミングを合わせて訪れてみるのもいいのではないでしょうか。
※各年によって開催状況、開催内容は異なります。最新の情報をお確かめください。
亀山湖上祭
亀山湖上祭は、毎年8月の第一土曜日に開催されているお祭りです。残念ながら2022年は社会情勢をふまえて中止となってしまいましたが、亀山ダムの完成を記念した1980年11月の式典で花火が打ち上げられて以降、地元の大きな花火大会として毎年8月16日に実施されてきました。2005年からは「亀山湖上祭・君津市民花火大会」として規模を拡大し、開催日程も8月の第一土曜日に固定されたそうです。
夕方から音楽や踊りをメインとしたアトラクションがスタート、湖上安全祈願祭、各種セレモニーを経て、最高潮に達するのが花火の打ち上げです。その数、約5,000発。山をバックに、空と湖面を彩る花火の美しさと迫力は、圧巻。山と湖のそばという、非日常的なロケーションだからこその感動を味わうことができます。
亀山オータムフェスティバル
亀山オータムフェスティバルは、関東でいちばん色づくのが遅い紅葉の場を盛り上げ、見に訪れた人をもてなす気持ちもこめて開催される期間限定のイベントです。
その中心となるのが「亀山やすらぎ館」という施設。地元の愛好者が丹精を込めて育てた菊を展示する「菊まつり」、地元の高校生やサークル、ミュージシャンによるライブやパフォーマンス、クラフト制作など参加型ワークショップが開かれるなど、さまざまな趣向をこらして、飽きることなく1日を過ごせるようになっています。
中でもぜひとも体験しておきたいのが「紅葉クルーズ」です。これは、湖畔のボートハウス各店がボートを出し、お客さんを乗せて湖の上から紅葉鑑賞をしようという企画で、クルーズが開催されるのはフェスティバルの時期のみ。紅葉の状況によっては設定期間より早めに終了してしまうこともあるようですが、約40分かけての湖上の旅は、ぜひとも観光プランに組み入れておきたいところです。
亀山湖周辺のグルメ
観光の楽しみといったら「食べること」もはずせません。亀山湖には、どのようなグルメがあるのでしょうか。ご紹介しましょう。
旬彩屋 やま椛(もみじ)
亀山湖畔にたたずむ食事処「旬彩屋 やま椛」は、昭和時代に建てられた古民家をリニューアルしてオープンしたお店です。
今の時代では目にすることが滅多にない昔ながらの間取り、柱、調度品に座卓。じかに触れて感触を確かめることができます。まるでタイムトリップしたかのような感覚の中、ゆったりと食事を味わえるのは、このうえもなくぜいたく。
自慢は、店主が厳選した蕎麦粉を使って手打ちした二八蕎麦、地元農家から直接仕入れている収穫したての新鮮野菜を使ったメニュー、そしてオリジナルレシピのカレーです。
蕎麦は、ざる、もりのシンプルなタイプもあれば、地元野菜の天ぷらをセットにしたものも。カレーは、から揚げやトンカツを組み合わせたライスタイプのほか、「カレーそば」「カレーうどん」の麺類もあります。
そのほか、栄養バランス抜群の「たまごかけ御膳」など、おいしくてヘルシーなメニューがいろいろ。カウンターやテーブル席もあり、子どもから高齢者まで歓迎してくれるお店です。
- 住所:君津市旧野中161
和乃家(かずのや)
メニューを固定せず「その時期にいちばんおいしい地元の旬の味」を仕入れて提供することをモットーとする和食のお店です。時には、店主自ら、山や海、湖に食材を集めに出かけることもあるそう。食に対する心意気が垣間見えます。
材料の品質を維持するため、昼のランチは予約しなくても大丈夫ですが、夜の食事には予約が必要です。一期一会のステキな食事に期待大のお店です。
- 住所:君津市川俣旧川俣388
亀山やすらぎ館 湖畔亭
亀山湖畔に位置する亀山やすらぎ館・湖畔亭は、市の観光部署が運営する施設で、地元で収穫された野菜や加工品、工芸品などを販売していますが、お食事処も備えています。うどん、蕎麦、丼ものなどなじみのあるメニューが並ぶ中、名物として人気を集めているのが、亀山ダムにちなんだ「ダムカレー」です。
中央にダムに見立てたごはんを盛り、右側にカレー、左側にサラダと唐揚げをトッピングするというユニークな仕立て。味もさることながら、写真映えするカレーなのです。
- 住所:君津市川俣旧川俣8