目次
ホテル「承億酒店」について
こだわりのアメニティが置かれた客室と旬の食材の朝食ビュッフェ

ホテル「承億酒店」について

高雄市立図書館がホテルに直結!MIT重視のシティリゾート
(画像=<1階エントランス奥にも本がたくさん置かれています/写真提供:承億酒店>、『たびこふれ』より引用)

「承億酒店」は、高雄市政府文化局と共に企画、建設されたホテルで、台湾の要素が各所に取り入れられています。承億建設集團が2008年に創業した承億文旅グループのホテルで、一般のホテルと趣向が異なるクリエイティブな美学に基づく文創設計旅店のブランド。承億酒店のコンセプトは、都市の『読書のカルチャーロビー』『旅行の目的地』としてのホテルです。

台湾では政府が2002年から『文化創意產業(カルチャークリエイティブ産業)』を推進し、政府だけでなく民間でもMIT(台湾製)を世界に広めようという動きが活発です。「文化創意產業」とは、台湾独自の文化を取り入れた創作ブランドを奨励し産業として発展させるもので、承億酒店も、MIT(台湾製)を重視した創意工夫あふれるホテルです。

高雄市立図書館がホテルに直結!MIT重視のシティリゾート
(画像=<台湾らしい茶器のセットが置かれている客室も>、『たびこふれ』より引用)

入り口でまず目に入ってくるのが夢モンスター。

これはただの置物ではなく、実はポストになっているんです。ホテルで受け取ったポストカードを入れると1年後に届きます。このポストは、忙しい生活の中では夢を忘れがちですが、抱いている夢を思い起こしてポストカードに書き1年後その夢に近づいたかどうか確認するという主旨のもの。ポストカードを受け取ってから、またホテルに持っていくとプレゼントがあるそうですよ!

高雄市立図書館がホテルに直結!MIT重視のシティリゾート
(画像=<ポストカードは宿泊するといただけます>、『たびこふれ』より引用)
高雄市立図書館がホテルに直結!MIT重視のシティリゾート
(画像=<ホテル内には芸術品がたくさん置かれています/写真提供:承億酒店>、『たびこふれ』より引用)

入り口を入るとホテルのエントランスには、高雄港をイメージした台湾の芸術家・丁建中氏の作品が置かれています。さらに奥に進むと、本の壁が迎えてくれます。ホテルのエントランスにスイーツとドリンクを販売しているお店があるので、少し休憩したい場合はそこで何かを買って本の壁の前のソファーに座って休むこともできます。

高雄市立図書館がホテルに直結!MIT重視のシティリゾート
(画像=<広々とした客室/写真提供:承億酒店>、『たびこふれ』より引用)

ホテルは地上27階、地下6階、全208室で、フロントは1階ではなく、25階にあります。チェックイン、チェックアウトの際は25階まで行ってくださいね。25階のフロント入り口では、本に加えて茶缶を配置した中華風の装飾が目を引きます。そして、フロントで聞こえてくるのが「你好(lí hó)」という台湾語でのあいさつ。随所に台湾らしさと温かみが感じられます。

高雄市立図書館がホテルに直結!MIT重視のシティリゾート
(画像=<フロントがある25階のスペースでも講演会などが行われることも/写真提供:承億酒店>、『たびこふれ』より引用)

こだわりのアメニティが置かれた客室と旬の食材の朝食ビュッフェ

高雄市立図書館がホテルに直結!MIT重視のシティリゾート
(画像=<台湾のスナック菓子も無料です>、『たびこふれ』より引用)

客室はどこも15坪以上の広々とした空間なので、ゆったりとくつろぐことができます。各部屋にはウエルカムフルーツと台湾で昔から愛されているスナック菓子がカゴに詰められて置かれているほか、冷蔵庫にはラムネなどのドリンクも。冷蔵庫の中のものも無料です。また、各部屋にはおすすめの本が1冊置かれています。

高雄市立図書館がホテルに直結!MIT重視のシティリゾート
(画像=<こだわりのアメニティ>、『たびこふれ』より引用)

MITにこだわって厳選されたアメニティは、廃棄ガラスから造られた「春地玻璃」のコップ、緑の大理石「蛇紋石」から作られたトレイ、茶葉や漢方などの自然素材から作られたナチュラルソープ「大春煉皂」、カメリアオイルを配合したオーガニックシャンプー「茶籽堂」等で、環境にも配慮したブランドを採用しています。

高雄市立図書館がホテルに直結!MIT重視のシティリゾート
(画像=<種類豊富な朝食ビュッフェ>、『たびこふれ』より引用)
高雄市立図書館がホテルに直結!MIT重視のシティリゾート
(画像=<窓からの眺望も楽しめます>、『たびこふれ』より引用)

朝食は26階のレストラン「PAPILLON日全食」でいただきます。厳選された旬の食材を使った、品数豊富な朝食ビュッフェは中華と洋食が中心。ケーキやアイスなどのスイーツが朝も楽しめます。窓からの眺めもよく、明るい光が差し込むレストランです。

高雄市立図書館がホテルに直結!MIT重視のシティリゾート
(画像=<旬の食材が味わえます>、『たびこふれ』より引用)