千葉県我孫子市にある小川つり堀園の小池での釣果は2枚だった。周囲でも大差はなかったので、厳しい日並みだったのは事実だったが……。
(アイキャッチ画像提供:週刊へらニュース編集部 関口)
敗因は?
そろそろこの言葉にも飽きたんだけど、原稿を書く以上聞き漏らすわけにはいかないからね。敗因は?
釣り堀に来てマルキユーインストラクターが釣果2枚じゃ、話にもならんよね。
「返す言葉もありません……」
ちなみに魚はいた。これは否定しないよね。
「はい。ウキは動いていましたから」
と言うことは、動くには動いても食いアタリではなかったってこと?だってそうだよね。食いアタリの時は乗ってるもんね。だとするならスレアタリ、もしくは糸ズレアタリ?もちろんジャミもあるんだろうけど。
「おそらく、そのすべてでしょう」
アワせる回数は記者よりも断然多かったけど、意外に引っかきも多かったよね。つまりは上ずらせてしまったのかな?
「ですがウキには兆候みたいなものは現れなかったんですよ」
そりゃそうだよ。昼食の時に池主も言ってたじゃない。上ずりがウキに出るほどうちには魚がいないって(笑)。でも口が下を向いていなかったというのはあるのかな。だとすればその要因は?
「バラケマッハを使ったのがよくなかったのかなって、今思えばそう感じてます」
どうして?
「サナギ系だし軽いので、ジャミがいつまでもエサの周囲から離れなかったのかなって」
常連さんがどんなバラケを使ってたか、聞いておけばよかったね。
「そうなんですよ」
粒戦効果があった?
でも、途中からマッハを使わないブレンドに変更したよね。その代わり粒戦を入れて。
「はい。少しでも魚の口を下に向けさせたくて思いつきました」
確か夏冬マッハの配合からダンゴの底釣り芯華+粒戦だったよね。これにしてどうだった?
「何とも言えませんがこれに替えた直後に1枚目がヒットしたのは事実です。しかしその後は触りだけで、落とさなくなってしまいました」
つまりはバラケ変更が功を奏したとは言いきれないわけね。
「そうなりますね」