持ち家と賃貸はどちらがいいのかと考えたことがある人もいるだろう。
引っ越しを検討している人の中には、優良物件の探し方を知らない人も多いだろう。
今回は、持ち家と賃貸のそれぞれのメリットとデメリットを不動産・建設のコンサルティング経験のある不動産ライター高槻翔太氏に聞いてみた。
持ち家のメリット
まずは持ち家のメリットを5つ見てみる。
将来的な資産の形成
持ち家にすることで毎月の家賃を支払う必要がない。住宅ローンを完済できれば、固定資産税を払うだけになる。将来的に自己資産を形成しやすくなる。
住まいが安定する
持ち家にすることで住まいが安定するとともに、家賃値上げの心配がないため住む場所を変える必要もなくなる。
増改築やリフォームを自由にできる
持ち家は自らが所有している建物であるため、増改築やリフォームが自由にできる。
子供が成長して間取りを変更したい場合に、好きなタイミングで工事ができる。
税金の控除
持ち家にすることで住宅ローン控除や固定資産税の減免措置を受けられるため、支出を抑えられる。
団体信用生命保険に加入できる
団体信用生命保険とは、住宅ローンを組んでいる契約者が亡くなった場合に、残債が完済される保険のことだ。家族に住宅ローンを残すことがなくなる。
家を残された家族が住宅ローンの支払いを続けず安心して暮らせる。