使用したテントをきちんとお手入れしてから保管していますか。しまった!カビが生えてしまった!という方のために、ここではテントにカビが生えてしまったときに自宅でできる2つの処置の仕方と、カビを生やさない予防策を解説します。きちんと処置して上手に保管してください。
目次
テントのカビの処置方法及び予防策!
自宅でできる2つ処置
テントのカビの処置方法及び予防策!
自宅でできる処置と予防を解説
キャンプで寝床や雨風をしのぐ役目をするテント!使用した後に、そのまま保管してしまったために、次のキャンプ時に広げてみると、カビが生えていたという経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
テント専用のお店にクリーニングに出し、保管するのもよいですが費用も掛かります。ここでは自宅でもできるカビが生えてしまったときの2つのカビの落とし方、そしてテントにカビを生やさない対策方法を解説しました。
生える原因について
テントにカビが生えてしまう主な原因は、雨などの水分にあたりしっかり乾燥させず折りたたんで保管したり、湿度の高い場所に放置したままにしておくと、テントにカビが生えてしまいます。
雨にあたった後はもちろん、大気中の気温が露点以下になり朝露が発生する夏~秋の季節や、芝生の上で使用した際はカビが生えやすいので、使用後は注意が必要です。撤収前には、できるだけよく乾燥させてから持ち帰るのはカビ予防になります。
自宅でできる2つ処置
処置1:雑巾で拭く
カビが生えてしまったテントの自宅でのカビの落とし方は、まず広げてカビの箇所を、衣類を洗う中性洗剤(アタックやエマールなど)を薄めた水に雑巾を浸けてかたく絞り、カビの箇所を拭きます。ほとんどこの方法でカビ取りできます。
テント用の洗剤も販売していますが、家庭で使う衣類用の中性洗剤で十分です。ただ直接洗剤をテントにつけてゴシゴシと擦ると撥水や防水加工が落ちてしまうので、そのようなことは避けてください。
処置2:優しく手洗いする
雑巾で拭いただけではカビを取りきれない場合は、優しく手洗いしてみましょう。テントを広げてカビの生えている個所に水をかけて中性洗剤を使って手洗いします。柔らかなスポンジなどを使って優しく擦り洗いするとよいでしょう。
ただし、タワシやザラザラと硬い不織布を使用したスポンジで、ゴシゴシと洗ってしまわないようにしてください。洗った後はしっかりと乾燥させてから折りたたんでテント用の収納袋に入れて保管します。
しっかり乾燥させる
テントを洗ったあとはしっかり干すようにしましょう。かたく絞った雑巾でカビを拭き取った場合も、しっかりと乾燥させます。自宅にスペースがあるなら、パイプにかぶせて陰干しするのもよいでしょう。
スペースがなければ、物干しやベランダの手すりに干すなどしてしっかり乾燥するまで陰干しします。乾燥させた後、防水スプレーなどをかけておくと表面をコーティングできて、汚れもつきにくくなります。