たとえば以前、都内で有名起業家から学生、主婦まで教えている書道の先生に話を聞く機会があったんですけど、一番継続するのは定年退職後の人だとか。
理由は、字というのはそれまで積み重ねた人生経験が出やすいので、それに気づいた人ほどはまりやすいんだそうです。
まさに先述の「成長、自己実現や能力の発揮」といった要素がちりばめられているのがわかると思います。
消費型とは逆に、こっちは「自分の中に積み上げたものを引き出したり、さらに磨く」スタイルだと言えるでしょう(以後「積み上げ型」と呼びます)。
実はこれ、後述するようにキャリアも全く同じなんですね。
繰り返しますが、中高年というのは、成熟に伴いそれまでの価値観が徐々に変容していくタイミングなんです。仕事でもプライベートでも、そうした変化に対応する柔軟さが求められることになります。
以降、 30代後半で仕事がおっくうになる人の共通点 キャリアデザインで中高年クライシスを乗り切るポイント
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Q:「外資も解雇が難しくなれば処遇の悪化が進みませんか?」 →A:「間違いなく悪化するでしょう」
Q:「Uターンを理由に転職する人間をどう思いますか?」 →A:「理由としてはぜんぜんアリです」
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編集部より:この記事は城繁幸氏のブログ「Joe’sLabo」2023年3月23日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はJoe’s Laboをご覧ください