住宅ローンを組んでいる人は、どのような悩みを抱えているのだろうか。

住宅の購入を検討している人むけに、住宅ローンに対する不安の解消法を不動産・建設のコンサルティング経験のある不動産ライター高槻翔太氏が解説する。

審査に落ちるかもしれない

まず、住宅ローンの審査に落ちるかもしれない不安について見ていこう。

金融機関によって異なるが、住宅ローンの審査では以下のような項目が重視される。

・年収
・勤続年数
・完済時の年齢
・個人信用情報
・返済負担率
・購入物件の担保価値

以前にクレジットカードの支払いを延滞したことがある人や、住宅ローンの審査に申し込む直前に転職をした人などは審査が通るか不安になるだろう。

このような基準によって設けられた審査基準を満たしていないと、住宅ローンの審査に通過しない可能性が高い。

一般的には住宅ローンにおける勤続年数は3年以上を基準としているため、住宅ローンを申し込む3年以内には転職を控えることが大切だ。

住宅購入時の費用を全額ローンにするのではなく、一部は頭金として手出しで支払えると審査に通る可能性が高くなるので覚えておこう。