ルアー釣りのデメリット
ルアー釣りのデメリットも、あわせて考えてみよう。
反応しないときがある
疑似餌のために警戒されやすい。
ときにルアーでは釣れないポイントでは、生きエサならヒットする、ということもある。これはどの釣りにもいえる、疑似餌の宿命だ。
ルアーが高価
精巧につくられているルアーは1個1個が高価。1個当たり数千円のものもザラにある。
仮に根掛かりやキャストミスでロストしたときのダメージと、環境への影響が非常に大きい。もしラインブレイクしたら、可能な限り回収しておきたい。

ある程度のストローク幅がほしい
キャストしてから数巻きで回収できてしまうような小場所は、そもそもアクションをつけられないので釣りにならない。
やはりそれなりの川幅や水深が必要となるため、小場所はある程度スルーすることになる。
アクションに技術がいる
流れが複雑で、かつ底が荒い渓流では、アクションをつけるのにそれなりの技術が必要だ。気をつけないと一瞬で根掛かりしてしまうが、こればかりは経験しないとどうしようもない。
あなたが思う「好きな釣り方」で釣果を伸ばそう!
どちらの釣りにも一長一短がある、ということがお解りいただけたのではないだろうか。
一見、生きエサのほうが有利にみえるが、エサ釣りを楽しむにはそれなりに時間がかかるし、ポイントの絞り込みはより重要だ。
反面、ルアーの場合は手軽に行けてサクサク釣り歩けるが、ルアーはコストがかかるうえに、そもそも反応しないことだってある。
なので、自分自身が思う「こちらのほうが得意!」「こちらのほうが楽しい!」と感じられる思い思いの釣り方で楽しんでみてはいかがだろうか。釣りに「正解」はないのだから…!

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<荻野祐樹/TSURINEWSライター>
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