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頭から水をかけられ、ずぶ濡れの人々
週末には1万人が訪れる魔法の寺

頭から水をかけられ、ずぶ濡れの人々

【カンボジア】プノンペンのパワースポット。1万人が訪れる魔法のお寺
(画像=<頭から水をかけられる家族連れの祈願者>、『たびこふれ』より引用)

この穏やかさが一転。その先には驚かされる光景が目に入ってきます。大きな水がめの周りでは家族連れが並んで頭を下げ、二人の僧侶が頭から水をかけているのです。それは日本の神社で手や口を清めるレベルとは比較になりません。何度も水をかけられ、親も子供も上半身はびっしょり。

その次はワイシャツ姿のビジネスマン。この日は平日ですから仕事中でしょうか。途切れることなく次から次へと人々が水をかけられているのです。

週末には1万人が訪れる魔法の寺

案内をしてくれたカンボジア人の友人によれば、ここは地元では知らない人はいないという有名なお寺。なんと金土日の週末だけで1万人以上が訪れることもあるというのです。その目的は祈祷(きとう)。自分ではどうにもならないことをお願いに来るのです。そして、その力は"魔法"とまで言われているのです。

【カンボジア】プノンペンのパワースポット。1万人が訪れる魔法のお寺
(画像=<ずぶ濡れの中、一心に祈る祈願者>、『たびこふれ』より引用)

こちらの男性は究極のお清めでしょう。僧侶がじょうろで頭からザバザバと水をかけています。何度も何度も水をかけられ、服のまま海にでも入ったかのような姿になってます。それでも足を真っ直ぐに伸ばして座り、一心に手を合わせてますからよほどのお願いごとで来ているのでしょう。