今週も読者さんからいただいた質問にお答えします。グランピングとキャンプは同じアウトドアを満喫できる遊びですが、楽しみ方が異なりますのでチェックしておきましょう。グランピングとキャンプの違いと、服装や道具の選び方を解説します!

目次
読者さんからの質問にお答えします!
グランピングとキャンプの違いって?

読者さんからの質問にお答えします!

グランピングとキャンプの違い、服装やアイテムの気になるポイントを解説!
(画像=ライター撮影、『暮らし〜の』より引用)

連載開始から3ヶ月……少しずつ読者さんも増えてありがたい限りです。この場を借りてお礼申し上げます。毎回感想をいただけたり、『キャンプに行きたくなった!』と言っていただいたりと、『連載を始めてよかったな』と思っています。

私も冬ソロキャンプを始めたばかりですので、初心者と技量はあまり変わりません。しかし、だからこそ初心者が悩んでしまうポイントには敏感です。

寄せられた質問はこちら

グランピングとキャンプの違い、服装やアイテムの気になるポイントを解説!
(画像=出典:twitter.com、『暮らし〜の』より引用)

お疲れ様です!アウトドア記事面白かったです〜!キャンプ飯、キャンプ用シューズ、外部バッテリー、キャンプナイフ、寝袋、ゴミの少ない焚き火のやり方、とかとかでしょうか〜!グランピングしか経験ないので、キャンプ憧れてます

引用元: twitter.com

宮嶋ひなさんはグランピング経験者。グランピングは何も準備しなくても快適な時間を過ごせるアウトドアの楽しみ方です。「アウトドアは苦手かもしれない……」とためらってしまう人にもおすすめします。

グランピングを入り口にキャンプに挑戦したい人も一定数いますが、それぞれの違いを知っておかなければ後悔してしまうかもしれません。当記事では、グランピングとキャンプの違いと服装選びのポイント、読者さんから「気になる!」と質問いただいたアイテムや選び方を解説します!

グランピングとキャンプの違いって?

グランピングは気軽にアウトドアを楽しめる!

グランピングとキャンプの違い、服装やアイテムの気になるポイントを解説!
(画像=Photo byTheSang、『暮らし〜の』より引用)

グランピングは、2015年頃から流行して広がりを見せました。2022年では、アウトドアを楽しむ方法の1つとして定着し、アウトドアに馴染みがない人でも気軽にキャンプを体験できます。

グランピングは「Glamorous(グラマラス)」と「Camping(キャンピング)」を組み合わせた造語です。日本語に翻訳すると「魅力的・華やかなキャンプ」の意味となります。

グランピングできる施設も増加傾向にあり、河口湖カントリーコテージBan&グランピングリゾートや千葉のキャメルホテルリゾートなどが人気スポットです。

グランピングを提供する施設では、必要なギアや食材がすべてそろっているため、初心者でも簡単にアウトドア気分を楽しめます。

キャンプの場合は?

グランピングとキャンプの違い、服装やアイテムの気になるポイントを解説!
(画像=ライター撮影、『暮らし〜の』より引用)

キャンプをする場合、テントや寝袋などのギア類から食材まで自分で持ち運ぶ必要があります。

初心者が気になるのは道具を揃えることもそうですが、トイレやシャワーの設備面も気になるところです。グランピングとキャンプの違いをまとめると以下のようになります。

グランピングのメリット・デメリット

メリット

  • 手ぶら・簡単にできる
  • 設営や撤収しなくてもいい
  • 食事も用意してくれるため手軽
  • 敷地内にアトラクションがたくさんあることが多い

デメリット

  • 高価なプランが多い
  • ペット同伴不可の場所が多い
  • 予約が取りづらいことも

キャンプのメリット・デメリット

メリット

  • リーズナブル
  • 自分好みの空間を作れる
  • 道具集めも楽しみ

デメリット

  • 設営に力がいる場面もある
  • 天候変化に左右される
  • 状況に適した判断力を求められる

グランピングと似ているが楽しみ方が違う!

グランピングとキャンプの違い、服装やアイテムの気になるポイントを解説!
(画像=ライター撮影、『暮らし〜の』より引用)

グランピングとキャンプは、アウトドアで時間を過ごす点が共通しています。楽しみ方の違いを紹介すると、グランピングは「手軽なのに優雅なキャンプを楽しめる」。キャンプは「準備から不便さまでを味わう」です。

グランピングを経験して、キャンプデビューするときに戸惑う点もここにあります。キャンプでは、道具の購入から荷造り、現地での設営・撤収まで全てをこなさなければなりません。

つまり、キャンプで過ごすのに必要な工程を楽しむ気持ちが必要です。グランピングでは、施設が準備してもてなしてくれます。一方、キャンプでは自分や仲間と慣れないテントの設営から火起こし、料理まで自分で行わなければなりません。

苦労して得た技術が楽しみに変わる

初心者の場合、テントの設営が上手くいかず、時間ばかり過ぎてしまうこともあります。また、早朝に火起こしのやり方がわからず、明るくなるまで震えることも考えられるでしょう。

私は実際にどちらも経験しました。あのときのことを考えると、上手くできない焦りや明け方の寒さを鮮明に思い出します。

不便やできなかったことを自分で経験し、考えてできるようになり、楽しめるのがキャンプの醍醐味です。