こんにちは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

韓国で政権交代が起きてから初めての日韓首脳会談が行われ、事前の見通しの通り、いわゆる元徴用工問題は大きな進展を迎えました。

これに対する評価をよく聞かれますが、日本維新の会としては代表声明で姿勢を発表しています(最後尾に全文をテキスト掲載)。

とりわけ私も国会質疑で何度も取り上げてきた、いわゆる「元徴用工問題」については、日本側(日本企業)は追加負担を一切追わない、韓国の財団が補償をするという案で決着をみました。

100点満点ではないかもしれませんが、解決済とする日本側の主張は全面的に受け入れられた形であり、日本側に有利な決着であったといえます。

予想通り韓国国内では、新たな謝罪や賠償を引き出せなかった韓国大統領に対する猛批判の声が多く上がっており、また時計の針が戻ることのないよう注視しなければなりません。

ロシアや中国、北朝鮮という核保有国・覇権主義国家による脅威が以前と比較にならないほど高まる中、日韓関係、そして日米韓による連携と信頼関係は決定的に重要です。

もちろん竹島をめぐる領土問題やレーダー照射問題など、両国の間には課題が横たわっており、そこで我が国の主張を曲げるわけにはいきません。

一方で、文化交流によって若い世代の中では両国民の嫌悪感情は加速度的に薄れおり、これも関係改善の好機と捉えるべきでしょう。