国民年金保険料のスマホ決済払いが2023年2月20日から可能に なった。保険料は毎月支払うものだけに、ポイントが付与されるとメリットは大きい。ここではポイントが付くスマホ決済と、クレジットカード利用ポイントとの2重取りの方法を説明する。
国民年金保険料の納付でポイントがたまる スマホ決済は?
国民年金保険料のスマホ決済払いに使える決済アプリは、「au PAY」「d払い」「PayPay」など。それらのアプリで納付書のバーコードを読み取り支払いを行う 。
このうち、「d払い 」と「PayPay 」では支払い時のポイント付与はない。国民年金保険料のスマホ決済払いが可能なタイプの残高へのチャージにクレジットカードは利用できないので、クレジットカード利用ポイントの獲得もできない。
つまり、「d払い」と「PayPay」では、国民年金保険料のスマホ決済払いで一切ポイントがたまらないことになる。
一方、「au PAY」では、国民年金保険料の納付時に0.5%相当のPontaポイントが付与される 。残高にはクレジットカードによるチャージが可能。国際ブランドがMasterCardかアメリカン・エキスプレスであればカード発行会社はどこのものでもいいが、VISAブランドとJCBブランドの場合は一部のカード発行会社のものに限られる 。
なお、楽天グループのスマホ決済アプリ「楽天ペイ」でも2023年4月17日から請求書払いのサービスが開始される。順次、公共料金や各種税金の請求書・納付書からの支払いに対応すると しており、国民年金保険料にも対応する可能性がある。
「楽天ペイ」の請求書払いでは、「楽天カード」からのチャージ時に付与される0.5%相当のポイントのみ獲得できると している。
※2023年4月より「au PAY」請求書払いでのポイント付与は終了。 (2023/3/22 追記)