ストーブはテント内を暖めてくれる便利な道具ですが、密閉空間で使用すると一酸化炭素中毒を起こす危険性があります。ですが、専用のチェッカーを利用すれば無色無臭の一酸化炭素濃度を測ることが可能です。以下ではキャンプ用におすすめの一酸化炭素チェッカーをご紹介します。
目次
テントで火器を使う場合の必需品をご紹介
一酸化炭素チェッカーの選び方
テントで火器を使う場合の必需品をご紹介
一酸化炭素の危険性について
ストーブは冬キャンプやテントサウナの暖房にも利用される便利なアイテムです。ところが酸素が少ない室内で使用すると不完全燃焼により一酸化炭素が発生することがあります。一酸化炭素は無色無臭の感知しにくい気体ですが、濃度が高くなると意識が薄くなったり頭痛や体のしびれを引き起こしたりして、最悪死に到る危険性もあります。
測定器を用いてリスクを回避
一酸化炭素中毒を防ぐには専用の検出器で濃度を測定する必要があります。光や音で危険性を教えてくれるものや、コンパクトで持ち運びやすいアウトドアに適したモデルなどバリエーションが豊富です。
以下では安心してストーブを使用できる信頼性の高い一酸化炭素チェッカーをジャンル別にピックアップします(本記事は2023年2月22日の情報をもとに作成しました)。
一酸化炭素チェッカーの選び方
1.日本製センサを搭載したモデルがおすすめ
一酸化炭素チェッカーは安いものは1000円台からありますが、重大事故にもつながるアイテムのため性能にはこだわった方がよいでしょう。日本メーカーの扱う商品は保証やサポートを受けやすいのが魅力です。また、海外メーカー品の場合でも信頼性の高い日本製センサを搭載しているモデルをおすすめします。
2.アラームの出る濃度をチェックしよう
一酸化炭素チェッカーは濃度が一定の範囲を超えるとアラームを出すのが多いです。一般的に200ppm以上の濃度が数時間続くと軽い頭痛などの初期症状が起こりやすくなるとされていますので、200ppm以上を検出したらアラームを出せる仕様のモデルを選びましょう。
3.使い方も考えて選ぼう
一酸化炭素は空気とほぼ同じ比重で極端に上下に滞留することはありません。ただし、空気の流れによりばらつきは出るので、自分が呼吸する場所の近くで測定するのが無難です。同じ場所に固定して測定することが重要なため、吊り下げ用のチェーンやテントのポケットなどに掛けられるクリップを備えたモデルを選びましょう。