お腹空いたけどお店がない。公園でインスタント麺を食す
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白老に着いた。時計は12時少し前。家にいる時は妻の用意したお昼ご飯を食べ終わっているころだ。
自転車を漕いでいて交感神経が活発になっているはずだが、その活動もお昼休みに入ったようだ。時間通りにお腹が空く。
しかし、何もないのだ…
たま~にガソリンスタンドがあるくらいで、民家もない、バス停もない。休憩する場所が無いのだ。
出発して半日で早くも黄色信号が灯った。
仕方がないのでハラヘッタ~と独り言を言いながら進んでいると、ホーマック系列のスーパー「ニコット」があった。
暑さもあり休憩しながらスマホで地図を見ていると(最近のロードマップはスマホと連動していて、両方から道を確認できる)ここから山側に入ると、公園があると書いてある。
住宅街にあるが、ほかに良い場所が無さそうなので、そこでお昼ご飯を食べることにした。
公園は野球グランドがある大きな公園で、誰もいないが砂ぼこりがひどい。
もう一本中に入ると整備中の公園があったので、入ってみた。
さあ記念すべき最初の食事は何にする?
スパゲッティと思ったが、ゆで汁を捨てるのが忍びなかったのでインスタント麵にした。
なんてことないサッポロ一番味噌ラーメンでも、旅の高揚感と、見知らぬ地の公園というシチュエーションに、サバイバルナイフで切ったまるちゃんのソーセージがトッピングされれば不味いはずがない。
あっという間に平らげた。
公園でTwitterスペース
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お腹いっぱい。
お腹いっぱいで運動するとわき腹が痛くなる。子どもの頃に何度も経験した。
子どもの様な事をしているおっさんでもその現象はもれなくやってくる。
少し休憩をしよう。
そうだ、せっかくだからTwitterスペースでもやってみよう。
って、たかだかフォロワー300人の僕がスペースを開いたところで誰も聴きに来やしない。
公園のベンチで横になっていたらいつの間にかウトウトしていた。
なんも家ねぇ~
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白老の公園。
子どもたちの声で目が覚めた。
何となく居心地が悪くそそくさと出発する。
子どもたちは興味ありげにこちらをチラチラ見て来るが、決して話しかけては来ない。
それが正しい反応で正しい教育。
疲れてはいたが、さすがに100㎞も走らずに一日を終えては不甲斐なさすぎる。
もう少し走ることに。
この先は苫小牧。
苫小牧は北海道の空の玄関口、千歳空港が近く、フェリーターミナルもある大きな街だ。
しかしそこまでが長いのだ。
ひたすら続く平坦な一本道をひたすら漕ぐ。
退屈だが気分は最高だ。
あまりの気持ちよさに歩行者がいないことを確認し「なんもいえねぇ~!!」と声を出してしまう。
気分はオリンピック金メダリストだ。
見出し通りに家もない。